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さんかく窓試し読みしたらハマって映画も見たけど微妙すぎた話。【さんかく窓の外側は夜】

※さんかく窓の外側は夜、の漫画&映画どちらのネタバレも含みます。

 

映画館に行った時(多分"ズーム/見えない参加者"を見たとき)に「さんかく窓の外側は夜」の予告編を見た。


映画『さんかく窓の外側は夜』本予告(60秒)

平手友梨奈さんが正ヒロインかと思いきやボスキャラのようだしオカルト系大好きなので"視える人"と"祓える人"のバディ…いいじゃん…!と思って気になった。

どうも岡田将生が視るために志尊淳に触れるのがバックハグするのでこれは…ホモ…?となったのだが原作である漫画は「心霊ホラー×ブロマンス」だそう。

(ブロマンス=2人もしくはそれ以上の人数の男性同士の近しい関係のこと。 性的な関わりはないものの、ホモソーシャルな親密さ)

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映画公開に合わせ1話と3話を無料試し読みとしていたので読んでみた。

…というか作者さんが広告に惹かれて買ったら最高によかった”運命の女の子”のヤマシタトモコさんだった!

もともとBLからデビューした方だということも知らなかったのでびっくり。

 これも本当に好きな漫画なのでおすすめ…最初の「無敵」が死ぬほど好きなの。異物感すごくて怖くないけど怖い。

 

てわけでもともと作者さんが好みだったこともあり、冷川さんのアンバランスさとか三角くんの振り回されつつも冷川さんのことを知ろうとする主人公力()だったり一番かわいい顔してるのに一番大人でかっこいい迎くんだったり最初ボスみを出してきといて実は大ボスにいいように使われてる"呪える"系JKのヒウラエリカとそのJKに雇われてるヤクザ逆木さん(JKと強面ヤクザの組み合わせごちそうすぎる)、そして"信じない人"な警察の半澤さんだったりとキャラが全部…いいんですよね…!

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除霊という名の清掃業をしながら謎が多くどんどん明かされていくのが魅力なんですよね…

ってことで発売されているものは全部読んでから映画見たら全然違くて泣いた!

原作のいいとこも表せてないし純粋にヒウラエリカのとこやるには尺足りない。ドラマやってから映画化すべきだったかなという印象。

そんなわけで感想ブログという言い訳の愚痴ブログです。

映画よかったじゃん!って人は見ないことをお勧めします。

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・三角くんが冷川さんの手伝いをすることになる理由付けが希薄で唐突(原作では除霊時の気持ちよさ、金払いの良さ、そして本屋バイトの店長のゴリ押し等等理由がまあ多少ある)

・「私といたら怖くなくなります」は言ってるけど全然怖い目にしか遭ってない

・除霊のやり方が謎

・肉食べてるシーンは2回くらいあるもののお肉控えたりするシーンはないのでわざわざ入れる意味ある…?って感じ

・なぜか焼肉のたれで拇印とろうとする冷川さん

・平澤さん髪の毛どうした?奥さんかわいい

・ヒウラエリカ初登場の北川景子死亡シーンは割とそのままで良かったけど観覧車の方へ歩くと横浜駅〜って説明適当では?

・そして初めて三角くんの前に現れるシーンも!好かん!!原作の普通に依頼受けてたら目の前に現れた時の普通の女子高生なのに異物感漂う感じ好きだったんだけどな…

・エリカの理人くん康介くん呼び好きなんだけど平手エリカは一度も呼んでくれなかったな…

・逆木さんどこ?!なんでおじさんなの?!作中1番イケメン(私の中で)逆木さんどこなの…

・でもエリカちゃん自家中毒起こして冷川さんボコって連れてくるとこは解釈あってる

・冷川さんの過去映像化は結構いい

・先生が先生じゃなくてエセ教祖って感じのおっさん

・冷川さんが守銭奴設定全然なかったのに急に呪いを作って除霊したら金稼げるじゃーん!とか言い始めたの原作以上に人格破綻しすぎててわろた

・奥さんの呪いを解くのはエリカであって欲しかった

・唐突な平手触手プレイ。咥内まで攻めてくるのレベル高いね

・三角くんの過去は原作にないけどまあいい

・続きそうな演出。楽しい映画ならいいけどこんな感じだったので冷めた目でしか見れないな〜。

 

 

 

って感じでした!!!!!(最後の方もはやなげやり)

やっぱり原作で好きな逆木さんが全然別物だったのが1番…辛かったかな…

映像は結構綺麗で(後半の触手以外は)概ね満足。急にホラーっぽいOPが始まった時はテンションが上がりました。

黒と白にした色彩もいい感じで良かったんだけど…やっぱ脚本だろうな…

 

まあでも「好きじゃなかった!」の一言で済ませてしまえるけどここまで書いたのがわたしの愛ってことで(?)よろしくお願いします。(?)

原作がどのように終わるのか楽しみだな〜

ではでは!また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!