こんにちは。わたしです。
今日は本当に行きたかったこちら、日本橋兜町にある「HOTEL K5」へやってきました。できた当初からずっと行きたいなと思っていたのですが予想を裏切らず今年止まったホテルの中でも5本の指に入る満足度。
本当に良いホテルだったのでこのブログを書くのも楽しみにしていました。うきうきで書いていきますね。
Check In
K5は日本橋駅から徒歩5分ほど。茅場町の駅からのアクセスが可能です。
国内初の銀行として1923年に完成した第一国立銀行の外観をそのまま使用していてとにかく雰囲気が良い…!銀行発祥の地の記念碑があったり渋沢栄一の説明が貼られていたりとホテルに来たのに歴史的跡地にきた気分…!
ぽっと灯るランプシェードがなんだかあたたかく出迎えてくれますね。
15時になったのを確認してカウンターへと向かいます。
今回利用したのがこちら、一休.comで出ていた「10室限定!ホテルクレジット10,000円分付き+ミニバー8,000円相当無料プラン」。
この2つのプランを合体させたらもっと喜んでもらえるかしら🤔
— Becky | 園部 優樹 (@yuki_sonobe) 2021年6月5日
チェックイン15時で、クレジット10,000円分+ミニバーもフリーで、クレジットをミニバーに当てる必要なくしちゃおうかな...
そうすればcavemanで思いっきりお食事してもらえて、Switch Coffeeのコーヒーも心ゆくまで飲んでもらえるのでは? pic.twitter.com/PoJov0oGMt
K5のフロントスーパーバイザーである園部さんがうっかり手を滑らした後でよりよくなるよう改良してくださったプラン…これは予約するしかありませんでした。
チェックイン時にプランの確認とミニバーの無料な範囲の説明、そしてお部屋にレコードプレーヤーがあるので説明書を読んでご利用くださいね、との案内を受けます。
プランについている1万円のクレジットを使用すべ夜は1FのCAVEMANを予約していたのでその時間も書き込んでくださいました。
お部屋へはカウンターの真後ろにあるエレベーターで向かいます。カードキーをタッチしたりするセキュリティはありませんがカウンターの後ろなので安心。
エレベーターまでスタッフの方にお見送りいただき乗り込みます。
Hall Way
ゴールドのかっこいいエレベーターに乗り込みます。銀行ということもありなんだ金庫のよう…!
エレベーター内の表記が可愛らしい。本日のお部屋は4階です。
エレベーターは一基のみですが全20室という小規模なホテルなので特に待ったりしませんでした。
1度も使用しなかったけれど階段の雰囲気もすごくよく思わずぱちり。
エレベーターから出てすぐはこんな雰囲気です。もうこの時点で可愛いですよね…
本日のわたしのお部屋は15号室。なので左ですがどうやら右手には可愛い廊下があるようなのでまず先にお散歩してみることにします。
ちなみにふらふらと逆方向へ進んだところ偶然か監視カメラで見られていたのか?出てきたスタッフの方に案内されそうになってちょっと恥ずかしかった。
先に一度お部屋に入ればよかったな…(笑)
わー!素敵〜〜!写真を撮る手がとまりません。センスが良すぎる…!
設計・空間デザインはスウェーデン・ストックホルムを拠点とする建築家ユニット「CLAESSON KOIVISTO RUNE」さんの監修だそうです。
4階は全てLoftのお部屋で天井が高いお部屋。
さすが大正12年竣工の歴史的建造物というだけありちょっとした壁の感じに味があります…!
廊下も堪能したので本日宿泊するお部屋の前にやってきました。エレベーターと同じくカッパーな雰囲気の良い扉です。
お部屋の表記も素敵…!わくわくしてしまいますね。
Room
ではではさっそく!お部屋オープン!外開きの扉です。
もうすでにベッドが見えてとても素敵ですがまずは扉周りから見ていきましょう。
おそらくJunior Suite Loft Floor が15と20?18は「K5 Loft」という80平米のお部屋だと思われます。
スイッチがこんなにも並んでいると重く感じそうですがつまみの形が可愛らしく良い感じ。あちこちにスイッチが点在していると面倒なのでありがたいですね。
こちらの「Junior Suite Loft Floor」のお部屋はこんな間取りで43平米と広々。
通常のJunior Suiteと部屋の形は同じですが天井の高さが4.5メートルあり広々としています。他のお部屋も素敵なのですがJunior Suite以上でないとバスタブがないためこちらのお部屋を選びました。
間取りはこんな感じでベッドを中心としたお部屋です。なかなか部屋の真ん中にベッドってないですよね、素敵。
まずはこちら、ベッドの後ろにある扉のバスルームを見ていきましょう。怪しげな赤い光が気になります。
Bath room
全然違うんだけどシャイニングの風呂から老婆が出てきそうな、なにかがそこにいるんじゃないかと思わせるような一見おしゃれですが怪しくホラーな感じでもあったり。
タイルの風合いもその雰囲気を増長させている気がします。
この赤い光は鏡の真ん中からでているんですね、不思議な照明…!
ちなみにホワイトを増やすことでピンクやパープルっぽい色味にもなったり。



バスルームに入って左手にあるスイッチをいじると普通のあかりにもなりました。
おしゃれだけれどこの赤い光は絶対過ごしにくいので安心安心。


改めて普通の明かりでバスルームを見るとこんな感じ。鏡が大きいですね。
ベイシン…といっていいのかわからないような洗面ボウルが。バケツのようで不思議な形。
ちなみにあまり高さはないので手を洗う分には不便ではないですが洗顔がややしにくかったです。
ただひたすらにおしゃれなのでちょっとくらい使いにくかろうと許せてしまいますよね。
洗面ボウルの右手にはアメニティやらが置かれています。この配置の仕方も素敵なんだ…。
アメニティはすべて「NATURAL FOUNDATION 」。イタリアのオーガニックブランドだそうです。ナチュラルなボトルがお部屋によく合っています。
ウッドチップがティーバッグのように包装されているものがありました。湯船に浮かしたら落ち着くウッディな匂い…!これはバスタブのあるお部屋でないと楽しめないですね、こちらのお部屋にしてよかったなと思いました。
あれ!アメニティこれだけ?としばらく家探ししていたのですがまさかここが開くとは…!
ドライヤーはPanasonic。もう少し…風量が強いと嬉しいけど…高級ホテルではないし(お値段はそれなりですが)しょうがないかなあ。
コットン、カミソリ、歯ブラシ、ヘアブラシの用意がありました。必要最低限な感じ。
そしてバスタブがまた素敵なんです…!
ぽてんとした形にバスルームの真ん中に配置されていて雰囲気がすごく良い…!
右手にはシャワーブース…仕切りがないので水が飛ばないか不安になりますが意外と平気でした。
ちょっと物を置いたり座ったり自由に使えるスペースが嬉しい。タオルは壁掛けではなくこちらに置いてありました。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープもすべてNATURAL FOUNDATIONです。
床はタイルの模様で分かりにくいですが一段下がっているので要注意。わたしは初見気づかず転けました…(笑)
天井の感じとか北欧風ですよね、サウナみたいで好き。
続いてちょっと気づきにくいのですがお風呂の並びにも扉があり…
こちらはお手洗い。バスルームと同じタイルが素敵。
こちらにもバケツのような洗面ボウル。バスルームとお手洗いがしっかり別になっているの嬉しいですよね。
Desk
そんなバスルームの扉の前にはデスクがあり。
こんな素敵なホテルでしっかりお仕事し始める人はいなそうですがちょっと閉塞感があり捗りそうですよね。
ベッドのヘッドボードと一体化したデスクの形好きなんですよね…MUJI HOTELとかHIRAMATSU熱海もこのタイプだったな。
卓上はこんな感じ。ちょっとベッドのカーテンが透けて見えるのが素敵です。
まず右に置かれたこちらの機械がTEACのステレオプリメインアンプAI-301DA-SP。プレイヤーとスピーカーを繋ぐ機器です。
初期設定は隣のレコードプレーヤーと接続されていますがiPhone等とBluetoothで接続して自分の好きな曲を流すことも可能。
そしてチェックイン時も案内を受けたレコードプレイヤーはSONYのPS-LX310BT。
実はレコードプレーヤーを使うの初めてでうきうき。
使用方法はこんな感じ。よくある(?)針を自分で落とすものではなく勝手に針が乗ってくれるもの。
ベッドのヘッドボードが棚のようになっていてレコードと本が置かれています。
…がどういう本のチョイス…?皇室の名宝、キリシタン書、日本の名著、代表的日本人、余は如何にして基督信徒となりしか…ちょっと渋すぎて(?)開くことはありませんんでした。
レコードはこんな感じ。たくさん置かれていていろいろ聞きたくなってしまいます…!
"DAY"と"NIGHT"のラベルが貼ってありシーンによってかける曲を分けることができますね。レコードは全部で18枚ありました。(DAY 8枚、NIGHT 9枚、無分類 1枚)
音楽までもが宿泊体験になっているの、素敵。
広々としたデスク。
こちらにはメモと宿泊の案内が置かれていました。
今回のプランはミニバーが一部除いて飲み放題のプランだったのでミニバーでつくることができるカクテルメニューがありました。これは嬉しい!
館内の案内もあり。
8:00-17:00までと時間は限られてしまうのですがルームサービスとして1階にある"SWITCH COFFEE"のドリンクを頼むこともできます。コーヒーがポット提供であるのすごく惹かれました…!
レンタルバイクもあるんだとか。日本橋周辺、楽しいお店もちょっとした観光スポットもありますし楽しそうですよね。
電話はヤコブイェンセンのよくあるやつ。除菌剤も置かれています。このご時世お部屋に設置してあるの嬉しいですよね。
ちょっと化粧に使ったりできそうなミラーもあり。洗面台は少々使いにくいので助かりました。
デスク側からも見えるイサムノグチのakariが素敵。
Closet
デスクの奥はオープンなクローゼットになっています。
スリッパはこんな感じ。床は石がざらざらしていて素足だと少し痛いのでスリッパ必須です。
鏡になっているところが開きここにいろいろと収納されています。
消臭スプレーはベチベルミストというものでした。ハーブの匂い。
ここに金庫もあり。
パジャマもこちらにありました。甚平タイプ。
その横に荷物置くスペースもあり…かなりゆったりしています。ちなみにチェックイン前に荷物を預けたところ先に入れておいてくださいました。
Mini bar
クローゼットと荷物置きの間にミニバーがあり。ドアを開けるとぱっと電気が明るくつきます。
今日はこのミニバーを一人占めできるんだ…とうきうき。ケトルはバルミューダ。
器も全てが素敵です…北欧ぽさと日本ぽさがいい感じに融合していて馴染みやすい。
常温のお水(瓶なの環境に配慮しているのかもしれないけれど開けるの大変でちょっとこぼしました(笑)オープナーが小判型で可愛いのだけれどちょっと慣れておらず使いにくい…。
紅茶は青州 Original Blend Tea。赤と青の2種類あり、赤はたかちほ烏龍茶/みかんの皮/ナツメ/山査子。青は熟成番茶/生姜/ナツメ/シナモン。
どちらもちょっと変わったブレンドが美味しい…!コーヒーは1階の"SWITCH COFFEE"のものです。
引き出しをあけるとお菓子が。ミニバーの無料はお菓子も含まれます。嬉しい…!
この燻製のポテチがすごく美味しかった。夜食なのにビールと共にぱくぱくと食べてしまい危険。
冷蔵庫はこんな感じ。奥に入っているワインのみミニバー無料の範囲外で有料です。
チョコレートにおしゃれなパッケージのKOMASA GIN。(桜島小みかんとほうじ茶)。
ワインだけ有料でいいんだよね…?とちょっと不安になっていたところ、きちんとメニューがあったので安心しました。
こんなにたくさん飲めるなんて…とわくわくしてしまいますね。
Living space
ベッドは最後に紹介したいのでこちらから。ソファと椅子が置かれ、 のびのびとしたリビングスペースとなっています。北欧な感じで素敵。ホテルと言わずここに住みたい…!
天井が高いのが活きていて3m以上あるような大きな観葉植物が置かれています。
幹が深くてちゃんとした木なのびっくり。
ぐでん、と体を預けてまったりできる1人掛けのソファ。
おそらく掃除用でしょうがコンセントがたくさんありました。
ぽてんとした形のソファが可愛らしい。
テーブルには灯りと本が置かれています。幸徳秋水の基督抹殺論。どんなチョイスなんだ…。青いのは設計デザインの「CLAESSON KOIVISTO RUNE」の御本でした。その下はミニバーにあったビール”ブルックリンブルワリー”のフライヤー。
お部屋の隅に置かれた扇風機はダイソン。良いものですが特に暑い時期でなかったため使用する機会なく、ちょっぴり残念。
ここでごろごろしてミニバーのドリンクを飲んだりと晩酌する時間が幸せ。
素敵な空間すぎて持ってきたパソコンを一度も開くことなく終わってしまいましたが今回ばかりはそれが正解な気がしたな。(荷物は重かったですが…笑)
View
こちらの窓の景色も一応見ていきましょう。ホテルは眺望も大事…。
消防の進入口のステッカーが貼られているところにランプ置かれているけど…いいのかな?
窓の外を見下ろすとお向かいの建物、東京証券取引所の西口が!
これはこれで日本橋っぽい…!あのガラス張りのあそこ()だ!!とちょっとテンションが上がりました。行ったことないから見学してみたいな。
そしてこの窓に置かれているのもイサムノグチのakariなんです…!カーテンに隠れていて目立たないのに素敵…。
Bed
最後はこのままベッドを見ていきましょう。この天蓋のような藍色のカーテンと大きなイサムノグチのakari…!もうただひたすらに素敵すぎる景色。正直ベッドに寝転ぶよりベッドを眺めている方が楽しいです。
横から見ても素敵。ぱっぱっと前から撮って横から撮ったように見えるでしょうがこのカーテンをいい位置に持ってくるのにすごく苦労しました…笑
ベッドはダブル。広々です。ダブルベッドが好きだけどスマホの充電とかが遠いので一人でもどちらか片方に寄ってしまうの少しだけ悩み。
この形のペンダントライト、すごくいいですよね。今までイサムノグチといえばパークハイアット東京!という印象でしたが覆されました。
うっとりして何度も頭上を眺めてしまいます。本当に素敵。でも自宅に吊り下げると大きすぎるだろうな…。
またこの棚の上の方にスピーカー。よく見えないけれどマーク的にJBLかな?
ベッドの横にちょこんと置かれた椅子のようなもの。用途不明でしたが可愛らしい。
しかし何度か足を引っ掛けました。要注意。
読書灯は明るくベッドで読書するのも良い時間。なんだか良質な時間を送っているな…という感覚です。
ベッド脇にはコンセントがあり。右側はスイッチのみです。
ベッドに寝転んで天井を見上げるとこんな感じ。
横から見るのも素敵なakari、下から見るのも良い…(なんだか打ち上げ花火〜みたいになってしまいますね)
Comment
本当に本当に素敵なホテルでした。お部屋のセンスの良さ…!
なんとなくいつものホテルステイとは違い、レコードを流したりミニバーを楽しんだり(いつもは空けても1本くらいですもんね。)穏やかな時間を過ごせた気がします。テレビがないのもよかったかもな。
これは次回のブログで書くのですがお食事もすべておいしかったです…!
チェックアウトの時にこちらのホテルを予約したきっかけである園部さんにご挨拶いただきちょっとお話しできたのも嬉しかったです。(ちょうど同じようにお客様として泊まられてたそう!もったいなくてなかなか寝られないとおっしゃってて働かれてる方が自身のホテルをそう思ってるの素敵だな…と思ってしまった)
なんだか一人で素敵なお部屋、美味しいお食事に癒されて丁寧に暮らすのもいいなあと思ったり。お部屋がすべてダブルルームなのでなかなかお友達同士では来にくいかもしれませんがわたしは一人ステイをおすすめしたいな。
今年はスモールラグジュアリーなお宿に結構ハマっているのだけれどその中でも随一に良いホテルでした。絶対また宿泊したい…!今度は営業してなかったバーやビアホールを訪れてみたいものです。
Hotel K5
都営浅草線 日本橋駅 D2出口から徒歩5分/東京メトロ日比谷線・東西線 茅場町駅 10番出口から徒歩5分
TEL:03-5962-3485
↓予約はこちらから↓
ではでは!また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!