2020年10月宿泊
こんにちは。わたしです。
昨日まで文豪缶詰プランについて書いていたのですが今日はその宿泊記!
文京区春日にある鳳明館の宿泊レポを書いていこうと思います。
鳳明館さんは本館・台町別館・森川別館の3つの建物があります。せっかくなのでひとつずつ見ていくことに。
まずは春日駅から一番近いのが本館。
明治10年創業・昭和20年に旅館建築に模様替えした3つのうち一番古い建物で登録有形文化財だそう!すごい!旅館建築の前はなんだったの?と思いますよね、なんと下宿だったそうで土地柄東大生がいっぱい下宿していたみたいですよ。
女将さんによると明治の建物なので全部が低い…そうです。棚とか天井とかってことかな?ちなみにラブライブのアニメでも使われているそう。
そしてほぼお隣にあるのが昭和25年創業の台町別館。この日は営業していませんでしたが雰囲気良さげ〜!
そして今回宿泊する森川別館へやってきました!
雰囲気が…よい…!今回は文豪缶詰プランでの宿泊なのでもしかしたら通常の宿泊とは少し違うところがあるかもしれません。
入り口はこんな感じ。旅館〜〜!って感じですね。古めかしい下駄箱とずらりと並んだスリッパがいいなあ。
今回文豪缶詰プランでは下駄箱に事前に名前が振られていました。
入ったところでお土産?の販売をしたり
令和の額縁もある…
坂の上にあるホテルなので入った階が2階になります。
今日のお部屋は3階なので階段をのぼる。木造だからかすごく軋みますね。
赤い絨毯がかっこいいんだなあ。
廊下の感じもすごくいいですよね。宿泊プラン上宿泊記をブログに書いていることを伝えると「たくさん写真撮ってくださいね!」と声をかけていただきました。嬉しい。
タイル張りの手洗い場も素敵ですね。なんだか小学校みたいです。
そしてお手洗い。なんと客室にはトイレ・バスなし。多分わたし部屋にトイレがない部屋初めて宿泊しました…!
ガラスの扉をガラっと開けると
こちらもタイル式。ちょっと夜にきたら怖そうなお手洗いです。
あとやはり夜は冷えます…お手洗い寒かった…
ぐるっとまわり再度2階へ降りてきたのですが下に降りる階段が!
お風呂は1階のようです。ローマ風呂と高砂風呂があり日によって変わるみたい。
千鳥風呂は締め切られていたので未確認です。
降りていく!ちょっと急でどきどき。
こんな風にお風呂があります。
サッポロビールの鏡がかわいい。
お風呂は使用時間になる前に撮影許可をいただき撮影いたしました。
脱衣所は結構広めです。
本日女性用になっていたローマ風呂はこんな感じ。
確かにローマのようなタイル…ディズニー映画のヘラクレスで冒頭にヘマして全部ぶっ倒した柱みたい。(笑)
黄色い桶はなんとケロリン。ローマはローマでもテルマエロマエだったか…!
お湯がめちゃくちゃ熱くてお水を足しながら入りました。
こちらは高砂風呂。この日は男性用のお風呂だったため写真だけですがローマと比べると小さめですね。。
さてお風呂も見たことだし、再度お部屋のある3階へ戻りそろそろお部屋へ向かいましょう。
廊下の雰囲気やっぱりすごく良いですよね。なんか既視感というか懐かしさというか初めて泊まるお宿には思えません。
今回宿泊するお部屋が3階にある「朝日」というお部屋でした。一番奥まったところにありひっそりとした感じ…というと少し寂し気に見えてしまうがつまるところコーナールームである。コーナールーム大好き。
まあわたしのコーナールーム好きは高層ホテルの場合だけでこの時は何の意味もないのですけれど…(笑)この日は文豪缶詰プランなのでHNが大きく書かれています。
このちょっと明かりが透ける窓が可愛い。
廊下とお部屋の電気のスイッチが廊下にありびっくり。
寝る時は一度廊下に出て電気を消さなくてはなりません。(ちょっとだけめんどくさい…)
内鍵はきちんとあるのですがこんな感じ。普段がっちり鍵かけてチェーンもかけているので少し頼りない気もしますが…まあしょうがない。
そして入るとお部屋がこんな感じ〜〜!10畳くらい?あるかな?1人なので十分広いです。
入ったところにハンガーがかかっています。
なんか古めかしすぎる案内…!!
先ほどの写真に写っていないお部屋の隅はこんな感じで床の間があります。
そして窓際にある文机!
これは文豪缶詰プランのオプションで置いていただいたのですが雰囲気があってめちゃくちゃ良かったです…!
窓はこんな感じ。ちょっと窓にぼかし(?)が入っていて民家が近いのですが見られないようになってるのかな…?と。
あとこの彫り?なんていうんですか?超可愛くないですか…?ただの障子じゃないの!
窓の外の景色はこんな感じ。駐車場ビューですね。
大きな机の上にはこんな感じで
テレビとエアコンのリモコン、滞在中の案内が簡潔に書かれているのでわかりやすい。
そしてテーブルの上には茶櫃があります。
中はお茶セット。ポットの中にはお湯がたっぷり入っています。冷めてしまったら新しくお持ちします〜とのことでしたが結局朝になっても冷めませんでした。
たっぷりお茶セットが入っていますね。1人だけど何回かカップ変えれてありがたかった〜〜!
お茶菓子も置かれていました。本郷にあるお菓子屋さん、喜久月さんのお菓子。
ピーナッツが求肥に入っている和菓子…?お餅の中にピーナッツの歯応えがあって不思議な感じ。
お布団はすでに敷いてありました。
おばあちゃんちみたいでほっこりするお布団ですが敷布団が2枚重ねてあってふかふかしていたのもありがたかったな。
そしてこの床の間らへんに全てが詰まっています!
卓上ライト。使って良さそうだけど特に必要がなかったため使わず。
非常口の案内…古すぎる…いつから使ってるの…
扉?を開くとティッシュの予備があったり。
テレビはとっても小さい。
冷蔵庫。これ年季入りすぎてません…?
ぱかっと開けるとこんな感じ。中もかなり年季が入っていますね…
でもこれを未だ使ってるって時点で大切に使われてきているんでしょうな…
金庫もしっかりありました。
そしてその金庫の上に浴衣・丹前・タオル類と歯ブラシがあります。
宿泊前の案内ではドライヤーは貸出と書かれていたのでフロントに行かないとだめかな?と思っていたのですがお部屋に用意されていました。ありがたい。かなり小ぶりで風量も弱め。
そして床の間…
でんわが…
ダイヤル式だ…!!!!!
ダイヤル式の電話って実は使うの初めてでした。すごい。
それとなんか焼き物()
掛け軸は鯉。淡い色が素敵ですね。
タオルをかけるのちゃんとあります。
そして素敵なのが化粧台と呼んでいいのかな。映画の登場人物になったような気持ちで化粧できちゃいますね…
ティッシュがたくさん置かれていました。
一通り部屋の写真は撮り終えたのでお茶タイム。おいしい。
朝ごはんは1200円でした。時間になるとお部屋まで持ってきてくれます。お部屋食嬉しい〜!
お膳で運ばれてきます…なんだこれは…わたしは平安貴族…?
ご飯はこんな感じ。
卵焼きに
焼き鮭
朝からオレンジが嬉しい。
味しみしみのがんもどき。
おひたし。
健康的な朝ごはんですね。普段は朝は洋食なのでいつもよりいいご飯食べたな…!って気がしてます。
箸袋は旅館オリジナルのものなんですね。
こっちにご飯が入っています。お茶碗3−4杯くらい入っていて多い…。
お部屋で自分でお茶を入れましたがやっぱり入れてもらうお茶はなんかおいしいですよね。
とそんな感じでお腹いっぱいの朝ごはんでした。
もうタイムスリップしたような不思議な気持ちになるお宿。
初めてなのに懐かしくて女将さんもとても優しかったのでまた宿泊したいなあと思いました。都内でふらっと泊まるか〜せっかくだしちょっと面白いお宿がいいな〜!って方におすすめです。
ではでは。また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!