こんにちは。わたしです。
先日ずっと憧れだったホテルニューグランドのシングルルームが訳あり(隣のビルの工事騒音によるもの)だったので宿泊してきました。
ニューグランドといえば発祥のナポリタン、ドリア、プリンアラモードが有名ですよね。以前ランチに訪れたこともありそれはこちらのブログで紹介しています。
Check in
この日は予定があったため夜になってからのチェックイン。滞在時間が少なくなるのは残念ではありますがその分ロビーも空いていたのがよかった。
季節のお花がとても素敵。この時期は薔薇でした。
ピンク色のお花がぱっと気分を明るくさせてくれますね。
鍵はカードキーではなく本物の(?)鍵。重量感があり、持ち運びには向きませんがなんだかかっこいい。
お部屋へ案内してくださるとのことだったのでお願いしました。
Main Lobby
本当はお部屋へ直接向かったのですがその前に本館のロビーを見ていきましょう。
実は宿泊時は結婚式を行っているようで見学できませんでした。どうしても訪れたい人は時間等をチェックイン時に確認したほうがよさそうです。
なのでここからのお写真は以前ランチに訪れた際に撮影したものの再掲となります。
1927年に横浜のシンボルとして誕生し迎賓館の役割を担っていたニューグランド。開業時と変わらない姿を保っているのだとか。
ブルーの絨毯がとても素敵です。
どこを切り取っても素敵でうっとりしてしまいます。ウェディングフォトもできるそうでやりたい…!と思わず思ってしまいました。
と、そんな本館ロビー、次に宿泊する際は夜も訪れたいな。
ちなみにこの奥にある宴会場のフェニックスルームは不定期でレストランとしてもオープンしていて訪れてみたいな…と思っています。
もちろん発祥のナポリタン、ドリア、プリンアラモードが食べれるんだとか。
Hall way
ではでは、お部屋へ向かうこととしましょう。重厚な雰囲気のあるエレベーターに乗り、本日のお部屋がある3階へ。
エレベーターホールは広々としています。
クラシカルな雰囲気がとても良い…とっても素敵ですよね。
ここに住みたい…
廊下をずーっと歩いて進んでいきます。
この階には特殊な客室がいくつかありました。
まずはこちらの天狗の間。横浜を愛した昭和の文豪、大佛次郎は横浜を舞台とした作品を書いていてここ、ホテルニューグランドの318号室を仕事場にしていたそう…。
すごく良い文豪缶詰プランだ…!
ちなみにこの客室、こんな小説がかざられてるくらいだから一般開放していない物だと思い撮影していたのですが通常のお部屋と同じように宿泊できるそうです。驚き。
もう一つはこちらの315号室、マッカーサーズスイート。
その名の通りダグラス・マッカーサーが当時宿泊して利用したというデスクとイスがあるんだとか…
興味深いお部屋がいくつもありますね。いつかマッカーサーズスイートに宿泊してみたいものです…!
Room
そんな本日のお部屋はこちらの314号室。
お部屋のナンバーが大きく表記されていてわかりやすい。
鍵をがちゃり、と回してお部屋へと入ります。
オープン!!!!夜になってしまったので暗いですがいい感じ…。
ドア周りは少し暗いのですがこんな感じ。
3階のフロア割はこんなになっています。本館は結構広いですね。
わたしの宿泊したシングルバスルームは18.3平米~20平米です。
さてさて、では部屋の奥へと入っていきましょう。
今回お部屋自体はそんなに広くないのでさくさく…いけるかと思います…(いつもホテル宿泊記はお部屋の広さに比例して記事が長くなりがちなのを気にしてる笑)
Bath room
まず入って左手のすりガラスの扉はバスルーム。
今回宿泊したのは「バスルーム」でしたが「シャワー」タイプのお部屋もあるので要注意です。
入ると正面に洗面台。濃い色味がシックで格好いいです。
ユニットバスですが広々とはしています。
水回りは改修されているのでしょう。綺麗で使いやすく、すぐに温かいお湯になるので快適でした。
ただやはりわたしはユニットバスが苦手で床に水を撒き散らしてしまいショックを受けました…(もちろんバスタオルでどうにかなる程度でしたが不快ですよね。)ニューグランドはずっと憧れだったのでユニットバスでも宿泊したけれどやはり出来るだけ避けたい(笑)
左手はトイレ。
飾られてる絵が素敵です。
トイレに絵があるのっていいお部屋ですよね…
最後に洗面台を見ていきましょう。
ライトの装飾がすごく格好いい。こういうところが拘られると夢中になってみてしまいますよね。
アメニティがお皿に置かれているのも素敵です。
アメニティはこんな感じ。
ホテルニューグランドオリジナルのシャンプー、トリートメント、ボディソープ、ボディクリーム(澁谷油脂株式会社のものでした)
綿棒・クラシエパシエ キューティクルコート(ヘアオイル)、コットン、シャワーキャップ、ヘアブラシ、レザー、シェービングフォーム、歯ブラシ、フェイシャルソープ(ペリカン石鹸)
ドライヤーはパナソニックのEH-NE36。
ちょっと風量も弱く小さい物なのでこれは残念…。
コップにプラスチックのカバーがついているのが良い。
日本ホテル協会から「手洗いうがいの励行」の札がありました。インフルエンザ〜と書いてあったので前から置いてあった物なのかな・。
蛇口はシンプルではありますが可愛い。こういうHとCって書いてある蛇口好きです。
ベイシンはあまり広くなく周りにもあまり物が置けませんがまあこんなものかな…と思ったり。
洗面台の下にはバスローブもありました。
今回お部屋に全身鏡がなくて着画の撮影はできませんでした。
Closet
バスルームを出て向かいにあるのは大きなクローゼット。
これまた装飾が素敵で夢中になって撮影してしまいました。
中はこんな感じ!
紙袋やセキュリティボックスもこの中にあり。
ハンガーがプラスチックのもので揺らしてしまうとずっとカランカランとうるさかったことだけが少し嫌だったな。
消臭剤はオリジナルのパッケージの清水香でした。
大きなクローゼットの隣にも洋服ダンスがあり。
これもまた装飾が可愛いのです…
1段目にパジャマとランドリー系のものが入っていました。
パジャマはさすがニューグランドブルーですね。2・3段目は空でした。
Bed room
さて、最後はメインのベッドルームです。シングルですし20平米ほどしかないのでかなりコンパクト。でも逆にこの狭さが落ち着くような…?
まずはこちらから見ていきましょう。
テレビは小さめ。ソニーのKDL-26EX300です。
まあこのお部屋の規模ですしそんなにテレビを見るためのお部屋じゃないので26型で十分かな、と思ったり。
リモコンの反応が悪く、ちゃんとした角度でリモコンのボタンを押さないと反応しませんでした(笑)しかしホテルインフォメーションもお部屋のテレビで観れるという新しめな感じ。
テレビのオンラインショッピングのタブからお土産の購入ができるのですがホテルの鍵についていたものと同じルームキーホルダー 2,119円を買うかすごく悩みました…(笑)
ケトルもちゃんとあり。
ミニバーの料金はこんな感じ。結構しっかりした金額取るわね…という印象を受けます。1500円のジュースが入ってることって高級外資ホテルじゃなくてもあるんだとびっくり。
冷蔵庫は小さいけどみっちりで嬉しい。逆に持ち込みしたものを入れるのは難しそうです。コーヒーは有料だったのが驚き。
コンプリメンタリーは煎茶とほうじ茶がありました。
楕円型のデスクは意外と広々としていて作業が捗ります。
なんだかんだここに座ってる時間が長かったな。
デスクの上はこんな感じ。
古いホテルなので電源が使いやすいところにないのですが卓上には延長コードを伸ばしてあったのでありがたかったです。
電話はなんだか古い家庭用みたいで少し気の抜ける可愛さ。
卓上のライトが大きく、かなり明るくて良かったです。
しかも雰囲気も良い…。
またテーブルの上にはアルコールスプレーがありました。
この時期持ち帰れるタイプをいただけるのってありがたいですよね。
お水は2本置かれていました。
一休ダイアモンド特典で焼き菓子がいただけるとのことでテーブルの上に置かれていました。ちょっとしたおやつにマドレーヌが嬉しい。
朝食の案内もありました。今回は朝食付きプランでルームサービスかレストランを選べるとのことでしたがお部屋は狭いためレストランでいただくことにしました。内容に関しては後述しますね。
デスクの中には有線LANと延長コード。ベッド脇に電源がないのでもともと延長コードを置いてあるの嬉しいです。
そんなベッドはこんな感じ。シングルベッドです。
普段1人で宿泊する時もセミダブルとか選びがちですが実際シングルでいいんだよな…と思ったり。
十分な大きさです。
ベッド脇のライトは可動式。なぜか少しだけ傾いている不思議です。
ベッドパネルでライトの操作などができます。古いホテルなので全ていちいち消さないといけないかな?と思っていたし有難い。またここのつまみを回すとラジオを流すことができました。
山の上ホテルもそうでしたがクラシックホテルってラジオが流せるの…?
当時の通常設備だったのでしょうか。
ベッドサイドに飾られた絵は赤いですがそこまで威圧感を感じさせません。
クラシックなホテルだけれど意外と馴染みがあり落ち着く空間。かなり好きな部屋でした。
こじんまりとしているのが逆に良いのかも。
View
最後に眺望を見ていきましょう。
今回のプランは工事の騒音のためお安い物でしたのでお隣のスターホテル横浜が工事しています。
2020年6月に閉鎖されたホテル、同時にエッグスンシングスも閉鎖されてしまったとのことでした。
山下公園と海を臨むことができる好立地なので次に何ができるのか楽しみではありますね。
Le-Normandie breakfast
おはようございます。朝になりました。
先述したとおり今回のプランは朝食付きのものだったのですが、お部屋が狭いためレストランでいただくことにします。
レストランは新館にある「ル・ノルマンディ」での提供とのことなので向かっていきます。
新館のエレベーターは本館とはかなり雰囲気が異なりますね。
結構混み合ってる時間だったのですが窓際のお席にしていただけました。
すごく嬉しい…!とても雰囲気が良くリゾートにきたような気持ちにもなりますね。
窓からは海が見えてすごく気持ちが良いです。日差しはかなり強かったので時期によっては少ししんどい気もする。女性は日焼け対策をしてきても良いかもしれません。
メニューはこんな感じ。
洋朝食・モンテクリストブレックファスト・コンチネンタルブレックファストの3つから選ぶことができました。
メニューを説明してくださった方が一番のおすすめだというのでこちらにしました。
Twitterでも拝見したことがあり、美味しそう…と気になっていたんですよね。
テーブルのお花と景色を眺めつつお食事がくるのを待ちます。
パープルのお花がすごく素敵だな。
まずはコーヒーとオレンジジュースがやってきました。
朝は必ずオレンジジュース…と決めている節があります。
そしてサラダ。サラダ結構がっつりで驚く。
個人的に胡瓜が好きではないので結構大きめなカットが辛かったです(笑)
そしてメインのモンテクリストサンドがやってきました!
自家製のパンで作られているらしく、チーズとベーコンが挟まっていて甘じょっぱいお味が食欲をそそります…!これは美味しい!
思わずぺろり、と平らげてしまいました。
景色を眺めていただく朝食。すごく優雅な時間を過ごせて幸せでした。
シングルルームがあるからかお安くなっているからか?お一人でお食事取ってる人も多くて居心地も良かったな。
横浜市民の憧れニューグランド。ようやく宿泊できてすごく嬉しかったけれどまた違うお部屋に滞在したいしレストランやバーも利用してみたいな〜とまだまだ欲がつきません。
新館のスイートのお部屋も可愛かったのでまたそちらも利用したい。
ではでは!また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!