こんにちは。わたしです。
今日はずっと憧れだったホテル、パーク ハイアット 東京にやってきました。
ご存知ロストイントランスレーションが撮影されたホテルで映画を見て「こういうホテルなんだ…」と思っていたのですが内装など本当にそのままでびっくり!もっと改装しているものかと思っていました。
そんな映画のような気持にさせてくれた幸せなステイを今回は書いていきます。
Check In
写真は夜ですが(ロストイントランスレーションのロケ地巡りをしていたら夜ばかり撮影していた)この日は朝からチェックインできるロングステイプランだったので10時頃にホテルへと到着。
車寄せでタクシーを降りるとそこから案内していただけました。この素敵なロビー?を通りエレベーターで41Fへと向かいます。
エレベーターを降りるとここが新宿だということを忘れるような開放的な空間がありますね。ピークラウンジ、ここでアフタヌーンティーしたことないので一度頂いて見たい。
奥へと進んでいきます。もうこの道で「あ~ビルマーレイと同じ道歩いてる!全く一緒じゃん!」となります。
この廊下の途中にあるのがジランドール。今回の宿泊では利用しなかったのですが朝食をこちらでいただくことが出来ます。雰囲気がすごく良いですよね。
ライブラリーを通り過ぎるとようやくフロントです。
車寄せからフロントまでかなり距離があるのですがそこもかしこも素敵なので不思議と距離を感じさせません。(重い荷物も持っていただけてるしね…)
このライブラリーがまたかっこいいんですよね。
ライブラリーを通り抜けるとグリーンで落ち着いた雰囲気。ここでチェックインをしていきます。私が到着したのは10時ということもありほぼフロントに人がおらず居心地がよかったです。
チェックインは座ってゆっくりと行えました。ペンも除菌済みのものがしっかりと置いてあり安心。
わたしは一休から予約したのですが、一休ダイヤモンド特典はこんな感じ。
・レイトチェックアウト13:00まで (チェックイン時の空き状況により)
・ご滞在中の駐車場のご利用無料(通常1泊につき4,800円) (1室につき1台まで/バレーパーキングは対象外)
・ご滞在中のルームサービス(24時間)、およびジランドールでのランチ、もしくはディナーご利用代金を10%割引 (一休.comレストラン経由のご予約は除く)・スパ&フィットネス施設「クラブ オン ザ パーク」45階スパエリアを含むご利用(通常おひとり様4,400円)
今回はロングステイのプランだったのでレイトチェックアウトは利用できませんでしたがかなりお得です…!駐車場とスパ利用だけで1人1万円浮いちゃう…ありがたい…!
Hall way
チェックインが終わるとそのままお部屋へと案内いただきました。
最近は接触を控える意味でか案内が省略されたり形式的な案内のみで楽しくお話できないことも多かったのですがいろいろとお話ししていただき嬉しかったです。
「わたし様は”ロストイントランスレーション”がお好きとのことで、ご要望の通りドコモタワー側のお部屋をご用意させていただきました」と言ってくださりなんか照れる。
エレベーターホールはこんな感じでちょっぴりシンプル。エレベーターは2基ですが客室が177室と少ないためか特に気になりませんでした。
廊下もまた素敵。美術館のようです。
グリーンの色調が明るすぎず、でも暗すぎずになんだか落ち着く色合いなんですよね。
さて、本日のお部屋に到着しました。
ドアプレートが少し控えめにドアノブの横に表示されているのが可愛らしい。
キーをかざして入室します。
Room
オープン!
廊下はグリーンにブラックで格好良い印象でしたがお部屋に入ると優しい木目が目に入ります。
ドア周りはこんな感じ。
パークハイアット東京のある”新宿パークタワー”は三つの棟がありますがホテルとして使っているのは2棟だけのよう?(それぞれの棟の高さが違うので一番低い棟がピークラウンジがあるとこなのかな)
ドアの脇にあるスイッチは便利ですがちょっと古めかしめ。
パークデラックスルームの間取りはこんな感じ。入口からまっすぐお部屋に入ることも、バスルームを通ってメインルームへ入ることもできます。インターコンチPier8やキャピトルホテルとかと同じ感じかな。55平米あり、かなり広々としています。
ではまずは入って左のドアを見ていきましょう。
Closet
広々としたクローゼット。いっそここで寝れる…とかいつも思ってしまいますよね。
写真では隠れていますが傘もありました。
引き出しには浴衣やスリッパ、紙袋が入っていました。
浴衣はすごく日本らしくシンプルな柄。これもまたロストイントランスレーションでビルマーレイの着ていたものと同じです。
サイズが結構大きめで寝ていると肌蹴てしまうので(もちろん個人差はあると思います)パジャマをリクエストするとよいかも。
この不思議な棚は何だろう…と開けてみると
セーフティボックスでした。
Bath room
クローゼットはそのままバスルームへと繋がっています。
洋服やらを用意しやすくて良い配置。
バスルームは明るくて広々としていて使いやすい。
ベイシンは1つですが左右にドレッサーのように使えるスペースがあり使い勝手がよかった。1人で宿泊したので用意されているままに右で化粧をし左でドライヤーをするようにと使いました。
アメニティはボックスの中に綺麗に入っています。
追加で用意いただけるものが明記されているのもありがたい。いろいろと頼もうかな?と思った割に結局頼まずに終わってしまいました。
用意されているアメニティはこんな感じ。
歯ブラシ、カミソリ、シェービングフォーム、シャワーキャップ、ヘアバンド、ソーイングキット、除菌シート、ヘアブラシ、マウスウォッシュ、コーム、ネイルファイル、Aesop スキンケアセット
ベイシン周り。高さはちょうどよい。
タオルの横の透明なつまみをまわしたらBGMが流れてびっくりしました。
こういうところはバブル期のホテルと通じるものを感じる…ベイシンの下にUNI PEXのスピーカーがあったのも驚きでした。
1994年に開業した後そこまで大きな改装をしていないようで蛇口の形には多少の古めかしさが出ていますね。でも馴染んでいますし綺麗なので特に気になりません。
Aesopのボディバームが何よりも一番うれしい。使いかけのものを思わず持ち帰ってしまいました。自宅でもパークハイアット気分でボディケアができます。
グラスが直置きなのは少し気になる。黒いボックスにはコットンと綿棒が入っていました。
個人的にバスルームは一番ごみが出る場所だと思うので大きなゴミ箱が置かれているのすごく有り難いです。体重計もお部屋に合ったタニタのブラックのもの。
体重計って高級ホテルは絶対お部屋にありますけどなくてもいいですよね…リクエストベースで良いと思うの…。
テレビのリモコンがあり。どこにあるんだろう…埋め込みかな…?音は聞こえるのに画面がわからない…と結構な時間探してしまったのですが…
まさかの頭上にありました。バスタブから見るのでしょうがちょっと見にくそうです。
左側には拡大鏡とドライヤーが置かれています。左右のドレッサーともに各2つずつ電源があるのすごく嬉しい。
ドライヤーはNobby。そこまでテンション上がらないけれど風量あるし悪くはないぞ…って感じ。(ドライヤーのことになるといつも偉そうなわたしです…)
そしてとにかく美しいお風呂。
宿泊前はバスルームの真ん中にどんとバスタブがあるのって落ち着かないかも…と思っていましたが意外とそんなことなくゆったりと使うことが出来ました。
バスローブは丈の短いものと長いものがかかっています。プール,スパへのアクセスは長い丈の物、部屋では短いものと使い分けてみましたが2人で宿泊の際はどうなっているんだろう…?
シャワールームは狭くも広すぎもせず使いやすい。ただオーバーヘッドシャワーがないのが少し残念でした。
シャンプー、コンディショナー、ボディクレンザーは全てAesop。
パークハイアット東京はスイートでなくてもAesopなのが嬉しい。(京都はLE LABOなんですよね)
水回りはやはり古いのでお湯とお水を混ぜて入れます。いつもちょうどいい温度にならないのでこれ苦手です。これからオープンするホテルは40度程で固定、自動沸かしになってると嬉しいな…。
タオルが取りやすい位置にあるのもよい。濡らしてしまうかな…と思いましたが特に心配はいりませんでした。
この越前谷嘉高氏の絵画がすごくいいんですよね…力強いタッチ。ちょっと宗教画っぽい気もする(全然違かったらすみません…)。絵を眺めながら浴槽に浸かるなんて素敵な体験です。
浴槽脇にはひのきのバスソルト、こちらにもボディクレンザーと石鹸、そしてへちまのスポンジがありました。
バスタブの向かって左はお手洗い。お手洗いは特にアートとかもなくシンプルです。
バスルームから直接お部屋へとアクセスすることもできます。
だいたいこちらばかりを使っていたな。
ただバスルーム脇にも廊下があるので同行者がバスルーム利用の際はこちらからお部屋へと入ることが可能。
よく見ると和な感じのイラストが飾られています。
さてさて、では次は次あたりにある黒い棚、ミニバーを見ていきましょう。
Mini bar
この戸棚がミニバーになっています。収納が多くかなりいろいろと入っています。
ミニバーの探索(?)がホテルステイする中でもかなりわくわくする時間ですね。
赤ワインはシルヴァラードとアミラル ド ベイシュベル。どちらにせよカベルネ ソーヴィニヨンなのはこだわりなのでしょうか。
引き出しにはお菓子類。見たことないものが多いとわくわくしてしまいます。
そしてここがかなりアガるポイント!戸棚を開けると輝くウイスキーたち…!
絶対3つも置かなくていいのにこれがかっこいい。痺れます。
グラスなどがあり。ケトルはデロンギの黒のもの。
急須やマグカップは和風な感じが取り入れられています。
ティーバッグは紅茶、煎茶、プーアル茶がありました。プーアル茶って少し珍しいですね。お水はこちらに2本、ネスプレッソと共にもう2本の計4本が置かれていました。採水地は山梨県山中湖村。
手前のボックスはウェルカムスイーツの「京飴」。綺麗で可愛らしくサイズも小ぶりで嬉しい。
下の棚にネスプレッソがあり。
お水は入っていないけどコンセントはついていてすぐに使用できるのが嬉しいです。
また出がけにも淹れて持っていける紙コップまでありました。
カプセルはヴァリュートデカフェ、カプリチオ、マスターオリジン インドの3種類。
テレビの横にはアイスペールが。お部屋には行った時すでに氷が入っていたことに驚きました。案内されるギリギリにわざわざ用意してくださってるのでしょうか。すごすぎる…!
最後に冷蔵庫がこちら!たくさん入っていて嬉しい…。
ルイジャドにルイナール…!こんなお部屋の冷蔵庫に入ってるの楽しいです…!
ホテル内の日本料理レストラン、梢の純米吟醸酒もありました。東の麓酒造さんが生産しているもののようですごく飲もうか迷いました…(笑)
迷った末にやめた(お値段だけが理由ではありませんが)値段はこんな感じ。さすが高級ホテル。
TV stand
ミニバーのお隣はテレビ台になっています。
テレビはSHARPの40型でやや小ぶり。 テレビの角度調整が自在にできるのがすごく便利でした。HDMIも挿すことが可能。
チャンネルはこんな感じ。JAZZなど音楽を流せるチャンネルがあるのすごく良い。
DVDプレーヤーも備え付けてあり、チェックイン時にロストイントランスレーションが好きなことを伝えていたので「DVDのご用意ございますのでお持ちしますよ」と声をかけてくださいました。
Fire stickを持ってきたので(ロストイントランスレーションはU-Nextで見ることが出来ます)DVDはお断りすると「接続お手伝いしますのでお声がけくださいね!」と。とにかくいちいち全部が優しいです…!
なんだかいろいろと御本も置かれています。
吉田修一さんの”アンジュと頭獅王”が気になって読んでみました。
パーク ハイアット 東京の開業25周年を記念した書き下ろしだそうでホテル内で執筆もされたそう。山椒大夫をベースとした古典…と思いきやすごい勢いで現代へと場面転換がすごい。その時空を超える物語、確かにずっと変わらないパークハイアット東京らしさも感じる…!ラストの勢いがすごくくすっと笑えて写真だとぼけてしまっているのですがヒグチユウコさんの装丁も素敵で良い読書体験でした。
Bed
お次はベッド周りを見ていきましょう。
なんだか和風のランプ…というかどちらかというと提灯のようなもの。と葉っぱ…。
ベッドの横にはサイドテーブルではなく棚になっていて使わない段はしまうことが出来て便利。
左側にはメモ、時計(BRAUNのもの)、電話がありました。
この透明のつまみがライトのスイッチになっています。最初分からずにどこにコントロールパネルがあるのか探してしまいました。
電話はシンプルで使いやすい。お部屋番号がしっかり書かれているところはちょっと古め?
コンセントは棚の一番下にあります。少し距離あるので充電しながらベッドでスマホを触るのは難しいです。
右側にも電話があり。両サイドに電話があるのってなんだか珍しい気がします。
エアコンのコントロールがベッド近くにあるの、寝る前に便利。
カーテンもこちらで開け閉めすることができます。
枕は2つずつ。すでに寝やすいようになっています。
ベッド周りは作りはシンプルですが使いやすく、ベッドは寝やすくて爆睡でした。
おそらくマットレスは日本ベッドのもののようです。
sofa
今回はロングステイのプランだったのでお部屋にいる時間が長く、前述したように本を読んだりお茶を飲んだりする時間を長く取ることが出来ました。
そんな時この窓際のソファに座っていることが多かったです。
ハープをモチーフにした美しく斬新なデザインのガラステーブル。
その横にはお食事やお仕事でも活躍しそうなデスクテーブルもあり。
table
広々としていて2名で使っても良さそうなデスク。ここ和な空間で素敵ですね。
ランプの形がこれまた素敵。
メニューはこのご時世だからでしょう、QRコードになっていました。
少し味気のない気もしますが全ての案内が一枚にまとまっているとわかりやすいです。
ランプの下の引き出しはレターセットなどが入っていました。フロントへと続くライブラリーにある越前谷嘉高氏の絵画のポストカード素敵。
海外の方が利用した時に便利そうなカードもありました。
お部屋から見える景色のマップもあり。いつも外を眺めてiphoneのマップとにらめっこしがちなのでこれは嬉しいです。
サイドにも電話とメモがあり。ゴミ箱も大きくて嬉しい。
デスク周りには必要不可欠な電源はここからとることができます。延長コードもあり。
広々としていてまったりホテルステイしながらもお仕事に向かえそうです。
わたしは例に漏れずPCを持ち込みブログ執筆に勤しんでいましたがとても捗りました。
View
最後に恒例のお部屋からの景色を見ていきましょう。
ドコモタワー側をリクエストしていたのですが快く通していただけて嬉しい…!
お天気はあまり良くなかったのですがそんなところもロストイントランスレーションらしいかもしれないと思ったり。いつもはこうして見下ろすことのない新宿の街並みが不思議です。
夜景も綺麗。まわりは高い建物があまり多くなくていいですね。
遠くには東京タワーも見えます。ドコモタワーの消灯が早いことだけが残念。
Turn down
夕食は食べに出かけていたのですが戻ってくるとターンダウンサービスがされていました。お風呂を使用していたのですがタオルも補充がされバスローブも変えられていてチェックイン時のままのバスルームに。
私が脱ぎ散らかしたスリッパもきちんと揃えられていて…なんか申し訳ない…
開けっぱにしていた飴も綺麗に戻されていました。
氷もきちんと補充されています。ありがたい…
お水もベッド脇にセットされていました。これすごく有り難くて好き。
ベッドもきちんと綺麗に。
ターンダウンって高級ホテルに宿泊した醍醐味ですが無性に申し訳なくなるわたし。
散らかして部屋を出るのはやめよう…といつも思います(笑)
Comment
憧れのホテル、パークハイアット東京。昨年パークハイアット京都での滞在が本当に素晴らしく、グランドハイアット東京も好きだったのできっとパークハイアット東京も素敵に違いない…!と思っていましたが間違いないホテルでした。
古さを感じさせないハード面もソフト面もどちらも素晴らしくすぐに再訪したいホテルになってしまいました。斬新さと和の入り混じった不思議な空間なのもすごく好き。
パークハイアット東京は1994年7月生まれで実はわたしと全く同い年なのです。不思議なご縁を感じる…!と呟いたところこんなリプまでいただいてしまった。
ご来館ありがとうございました。また、ご滞在の様子をご投稿いただき、感謝申し上げます。お誕生日が当ホテルの開業年月とのこと、私どもも嬉しいです。ご一緒に素敵な時間を重ねてまいりましょう。またお待ちしております!
— Park Hyatt Tokyo (@ParkHyattTokyo) 2021年5月22日
パークハイアット東京、SNS担当まで対応素晴らしいとは…!
もう大好きになってしまったホテル、直近でパークハイアット京都の予約を入れているのでそれからにはなりますが必ずまた訪れたい。
そんな予約はこちらからどうぞ(PHT意外とOTA予約できないんだな…)
ロングステイだったこともあり、3食ホテル内でいただいてしまったのでご飯などはまた次のブログで載せていきます。
ではでは!また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!