こんにちは。わたしです。
リッツカールトン京都に宿泊した夜はちょっぴり奮発して地下1階にある"水暉"へやってきました。
地下1階は吹き抜けになっておりすごく素敵な空間です。
"水暉"は入口は１つですが会席、鮨、天麩羅、鉄板焼きから選ぶことが出来ます。
私は趣味である宿泊記を読み漁っていたところ(書くのも好きだけれど読むのも好き)こちらのシャトーブリアンの天麩羅がすごく美味しそうで…！
事前にメールにてシャトーブリアンの天麩羅がいただけるコースを予約しました。（中澄、というコースでした）
ではではさっそく店内へ。予約している旨を伝えて席へとご案内いただきます。
おそらく会席の席を抜けて左の突き当りのカウンターへ案内されました。
こちらが天麩羅のカウンター（お写真は公式サイトよりお借りしました）。御影石のカウンターが素敵です。
伺うまで知らなかったのですがなんとこちらのお店「ミシュランガイド京都・大阪＋岡山2021」で一つ星を獲得しているとのことでした。すごい！
テーブルの上はこんな感じ。
コースはすでに承っておりますのでドリンクのメニューをどうぞ、と渡されました。
お隣のマダムお二人はノンアルコールの紫蘇のスパークリングティーを飲まれていたのだけれど美味しそうだったな。
わたしはこちらの"ザ・リッツ・カールトン京都 プライヴェートラベル 七賢 水明”をグラスでいただきました。
日本酒が好きなのだけれどスパークリングの日本酒も好き。こういうちょっと特別な時の和食に合わせやすいな。
ラベルがとても素敵だったので「撮影してもいいですか？」と聞くともちろんです、とボトルを拭いて置いてくださったのでぱしゃり。
鴨川のせせらぎをイメージしたというラベル。このオリジナルスパークリングは開業５周年を記念して作られたものだそうでホテルのスタッフも定期的に京都から山梨まで通って田植えから醸造まで参加したそうです。本格的…！
まずは先付。美山の湯葉。
出汁が美味しくさっそく食が進みます。
ちなみにこのお盆、料理長が趣味でコレクションしている明治時代の骨董品なんだとか。
そんなものお客さんに出して大丈夫…？と思わず緊張。(笑)
本日の食材はこちらです、と。カウンターの天麩羅はこうして見せてくれて揚げてくれるの楽しいですよね。海老のしっぽが綺麗なお色…
先付のお皿が片付くと（骨董品が下げられてちょっと安心な私）お食事の準備がされます。
天麩羅うきうき。なんだかんだ天ぷらって好きで結構チョイスする率が高い気がします。カウンターだとおひとり様にも優しく、熱々のがいただけて嬉しい！
お塩は３種類。
沖縄の南大東島のお塩、淡路島の藻塩、原了郭の黒七味を混ぜたものだそうです。
さてさて揚げていきますね、と声をかけていただきここから天ぷらがスタート。
板前さんの手つきを眺めるのが楽しい。
まずは車海老。パリパリなのに口に刺さる感覚はなくて甘くておいしい…！油加減もちょうどよくすでに幸せを感じてしまいます…。
続いて長崎の海老。レモンとお塩かそのままでもどうぞ、とのこと。
１口目は何もつけずにいただきます。衣が薄くて身が締まっていて旨味が凝縮されているよう。美味しすぎます…天才…！
ゴマ豆腐に根室の雲丹をのせたもの。京都のWABISUKEという卵の黄身醤油がかかっています。
山葵食べれるかのヒヤリングがあったのも嬉しい。風味が好きですが辛いのあまり得意ではないので山葵なしにしていただきました。
とにかくとろける〜！雲丹とゴマ豆腐、すごくマイルドです。
お次は京都の久御山町の舞コーン。京都府産のホワイトコーンで名前はもちろん舞妓からきているそう。
すごく糖度が高いコーンでフルーツのよう。しゃきしゃきとして触感に噛んだら１粒ずつ解けていくようなほろほろさ。おいしい…！
万願寺唐辛子。天つゆが合います、とのこと。
赤いものは熟成しているものとのことで酸味があります。パプリカのようですが確かに万願寺。不思議な感覚です…！
淡路の鱚。お塩もレモンも天つゆもなんでも合います！とのこと。わかる。
鱚の天麩羅って子供の時から好きだけれどこういうちゃんとした天ぷら屋さんで食べる機会がなかったので嬉しい。身がふわふわでおろしを乗せて天つゆで食べたら最高です…！
思わず口角の上がってしまうおいしさ…。
そしてそしてわたしの食べたかったお肉の紫蘇巻天ぷら！
お肉は平井牛のシャトーブリアン。わたしが山葵が苦手だといったのでトリュフ塩をくださいました。
すっっっごいとろけるような甘い脂。美味しい…！大満足です。
お豆腐。紫竹庵のもので小売りしていないお豆腐だそう。
すっごく甘くてまるでデザートのよう。ざらついた舌触りも癖になります…！
シャトーブリアンですごくマイルドになっていたお口がさっぱり。
蛤。醤油かかっているのでそのままでどうぞ、とのこと。
殻にも衣がついていてすごいです。「保温用なので食べないでくださいね〜」と笑わせてくださいました。
ぷりぷりのしゃきしゃきでおいしい蛤…！
長野県産のアスパラガス
皮に美味しい成分が詰まっているので剥かずにそのままだそうですが筋感もなく甘くてさくっと噛み切れるアスパラ。美味しいです。
お酒がなくなってしまいましたがお酒にも雰囲気にも(笑)酔ってきたので烏龍茶を頂きました。
琵琶湖の稚鮎。卵白にお塩を混ぜてこのぷつぷつ感をだしているそうな。
結構大きくてボリューミーです…！泳いでいるかのようなお皿が可愛いですがうまく鮎が立たない日もあるそうですよ。
天麩羅の最後は河北農園の賀茂茄子。
サイズは小ぶりだけれどぎゅっと旨味がつまっています。美味しくないと出荷しないこだわりを持った農家さんだそう。
茄子、熱いけれど噛んだ途端に旨味がぎゅっとしみます…！美味しい…！（ひたすらに1品1品美味しいって書いてる気がする…笑）
締めは天茶漬けかかき揚げ天丼を選ぶことが出来ます。
いつも迷うのですが満腹だと天丼は辛い気がして天茶にしてしまう…！
さっぱりとした白だしにさくさくのかき揚げが美味しい〜！
香の物は五条大宮に本店がある打田漬物さんのものだそう。
最後に季節の食材をのせた紙を頂きました。
視覚的にも楽しく(インバウンド受けも良いそう)家に帰っても記憶がよみがえりますよね。これは嬉しいお土産…！
しかもこれなんと板前さんが書かれたものだそう。天ぷらも揚げれるのに絵もうまい…！すごすぎますよね。
最後にデザート…と思ったら頭上から薔薇が降ってきてびっくり！なんとここでも誕生日のサプライズを頂きました。
嬉しいけどちょっと恥ずかしい〜〜！でも素敵です。
デザートはピエールエルメからラズベリーのジェラートとレモングラスジンジャー。
さっぱりと美味しいデザートで嬉しい。
お色も華やかですよね。
本当にどれも美味しく、京都の食材をたくさん使っていて美味しい天麩羅でした。
こちらはマリオットの会員特典のレストラン割引は使えませんがそれでも納得のお値段、それ以上かも。
お鮨とかも気になるところですがリッツ京都泊まるならまた天ぷらにしちゃう気がします…。
わたしは大満足ほろ酔いでお部屋に帰るのでした。ごちそうさまでした！
次のブログではこれまた美味しかったリッツカールトン京都の朝食とプールを紹介していきますね。
ではでは！また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい！
