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【宿泊記】奈良ホテル 本館スタンダードツイン タウンサイド 209号室

2022年5月宿泊

こんにちは。わたしです。

2022年5月の奈良旅行、2泊目は奈良ホテルにやってきました。

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クラシックホテルパスポートを集めているのでここも絶対行かなくては!と思っていたんですよね。

kisskillme.hatenablog.jp

Check In 

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荷物もあったのでタクシーで奈良ホテルまでやってきました。

東京駅や日本銀行本館を手掛けた辰野金吾の建築。奈良の景観との調和を考えられたという瓦葺き。

和風の趣ですがホテル、というクラシックホテルならではのちぐはぐさが日光の金谷ホテルもそうですが惹かれるんですよね。f:id:kisskillme:20220916191659j:image

車寄せも本当に美しい。今までに見たことのない趣にテンションが上がります。f:id:kisskillme:20220916191640j:image

入ってすぐ左手にあるフロントでチェックイン。少し早めに来たのですがかなり混みあっていました。

ラウンジで待っているようにと言われ、すべて手書きの宿帳に記入をしながら待ちます。

クラシカルな雰囲気は好きだけれど宿帳は名前と住所くらい予約したものを引っ張ってきてほしいなとは思ってしまいますね。

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チェックイン完了。本館スタンダードツイン タウンサイドという本館のボトムのお部屋にしました。

GWだったので少しお高め。朝食付き46,000円です。

一休ダイアモンド会員特典として

・アーリーチェックイン14:00(通常15:00)

・レイトチェックアウト 12:00(通常11:00)

・ラウンジにて奈良ホテルオリジナル珈琲ご提供

がありました。アーリーはチェックイン待ちしている間に時間がたってしまい利用できなかったのですが、レイトアウトはGW中だというのに快くOKしてくださり嬉しい〜!

またラウンジでの珈琲チケットもいただけました。

Lobby

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お部屋に向かう前にロビーを少し見ていきましょう。

吹き抜けになっていて開放感のあるロビーです。f:id:kisskillme:20220916191647j:image

フロントの向かいには鳥居にマントルピース。なんでフロントに鳥居…とちょっとびっくり。狛犬もいますね。

鳥居の横に飾られた絵は上村松園の「花嫁」なのですがほぼ見えませんね。すみません(上村松園好きなのでちょっと悔しい)

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フロントの奥にはティールームと桜の間はありました。f:id:kisskillme:20220916191653j:image

桜の間は昼間は待合室(チェックイン待ちの間も利用しました)、夜は宿泊者専用のラウンジとして使われています。

素敵な空間ですね。

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なんとこのピアノは1922年12月17日にこの奈良ホテルに2泊したアインシュタイン博士が弾いたものなんだそう。

アインシュタインって日本に来たことあるんだ…と驚いてしまいました。

一度は所在不明になり2009年にこのホテルに帰ってきた、というストーリーにもロマンを感じます。f:id:kisskillme:20220916192853j:image

こちらの時計は平成の大時計。天皇の即位(現在の上皇ですね)を祝しておかれたものだそうです。

上皇后美智子様はこの音色を気に入られてロビーに下りてきてメロディをお聞きになられたのだとか。

さすがクラシックホテル。調度品の11つに歴史が刻まれていますね。

Hall Way

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それではそろそろお部屋へと向かいましょう。

本館の2階の客室なので階段を上ります。ぎしぎしと軋む階段がちょっと怖い。

ちなみにエレベーターもちゃんとあるので荷物が重くても安心です。f:id:kisskillme:20220918181906j:image

階段を上がると素敵な照明が。
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和で素敵ですね。大きな絵は不二木 阿古の"鷺娘"f:id:kisskillme:20220918181929j:image

ちょっと座るスペースがあります。

ここまでは宿泊者以外でも見学に来て良いようでここから先の客室へ続く廊下に「宿泊者以外の立ち入りはご遠慮願います」と立札がありました。

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そんな廊下をずんずん進んでいきます。宿泊者なので…(にっこり)

ずんずんと表現しましたがこの本館は築100年を超える木造建築なので足音が結構響きます。要注意。

煩い方はいませんでしたがほかの客室の話し声とかも結構響いてたな。f:id:kisskillme:20220917000208j:image

廊下に置かれたスチーム暖房にテンションがあがる。f:id:kisskillme:20220917000156j:image

本日のお部屋はこちら209号室です。前述したとおり本館のスタンダードツイン タウンサイド。

ドアの上に小窓がついているのが不思議です。現在はカーテンがついていますが昔は丸見えだったのでしょうか

Room

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ではではお部屋オープン!もうすでにクラシカルな雰囲気を感じますね…?

グリーンの絨毯!!f:id:kisskillme:20220917000205j:image

ドア回りはこんな感じ。割とシンプルです。
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お掃除してください、のタグもなんだか古めかしくて可愛い。f:id:kisskillme:20220917000203j:image

木造の建物だからでしょうか。お部屋に消火器がありました。

クローゼットの中に入っていたり、はたまにありますがこう見える位置に置いてあるとちょっとびっくりしますね。f:id:kisskillme:20220917001427j:image

そして入口すぐに暖房。日光金谷ホテルはお部屋の中にもスチーム暖房がありましたが奈良ホテルは違いますね。

インターセントラルのヒーターでした。5月の宿泊だったので使用しませんでしたがやはり冬は冷え込むのでしょうか。f:id:kisskillme:20220917001445j:image

お部屋に入ってすぐ右手の扉。まずはこちらから見ていきましょう

Bath Room

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想像通りこちらのお部屋はバスルーム。ですがびっくり、すごく新しいのです…!!!

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2020年に改修されたお部屋だそうですがあまりにも綺麗で驚きます。

ここだけビジネスホテル…!新しい水回りは快適ですがちょっと趣を感じられなくて切なくなるものもあったり。

複雑な心境ですf:id:kisskillme:20220917001438j:image

お手洗い。ちゃんとウォッシュレット付き。f:id:kisskillme:20220917001430j:image

アメニティ類はこちらにまとめて置かれていました。f:id:kisskillme:20220917001417j:image

ドライヤーはPanasonic

ビジネスホテルによくあるタイプですがクラシックホテルはドライヤーもクラシックなことが多いのでまあ良い…といったところでしょう。

お部屋のお値段的にはもう少し風量強いものが欲しいところではあります。f:id:kisskillme:20220917001457j:image

アメニティはMiller HarrisのTea Toniqueのシャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ、石鹸。ミラーハリス、いいですねおしゃれ!

あとは歯ブラシ・シャワーキャップ、カミソリ、コーム、ボディタオル、コットンセットがありました。f:id:kisskillme:20220917001424j:image

ほぼ同じ写真ではあるのですがこのアメニティの入っている箱がすごく素敵でうっとりf:id:kisskillme:20220917001408j:image

ベイシンは小さめですが綺麗ですね。f:id:kisskillme:20220917001454j:image

タオルに"NARA"と文字が入っています。f:id:kisskillme:20220917001448j:image

この印象的なブルーのバスマットは売店2,200円で販売しているそうです。意外とリーズナブルf:id:kisskillme:20220917001410j:image

すごく新しいバスルーム、ユニットバスではありますが快適でした。

クラシックホテル初心者におすすめかもしれません

Bed Room

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それではベッドルームも見ていきましょう。21.8平米とあまり大きなお部屋ではありませんが十分ですね。

色合いでしょうか、あたたかみを感じる客室です。f:id:kisskillme:20220918183615j:image

天井がすごく広いですね!開放感があります。
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さて、このお部屋の中でもひときわ目立つのがここ、マントルピース。

大正時代までは実際に使用されていたものなんだそう。まるで神社の鳥居のような和洋折衷このホテルの象徴ともいえますね。f:id:kisskillme:20220918183622j:image

本館のお部屋の説明には"※多くのお部屋に創業当時のマントルピースが設えられております"と書かれていましたが多く…ということは全室ではないみたい。

予約時に「マントルピースが残るお部屋だと嬉しいです」と希望したところ無事叶えていただき嬉しかったf:id:kisskillme:20220918183626j:image

そしてマントルピースの上にはテレビがあります。

AQUOSの40型の小さめのものでしたがメニュー画面からYouTubeNetflixなどの配信サイトを見ることができるテレビでした。

クラシックホテルって何もかもクラシックなところが多いのでギャップですね
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窓側にはクローゼットと棚が。f:id:kisskillme:20220918183639j:image
ケトルとお水が置いてあったのですがここでまた驚き。

なんとケトルにすでにお水が入っていて電源が入っているんです…!まるで旅館のようなサービス。

ペットボトルのお水も奈良月ヶ瀬 奥大和の銘水とこの土地ならではの美味しいお水がいただけるのも嬉しいです。
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棚の中には冷蔵庫(空でした)にランドリーの注文票、そしてティーセットが入っていましたよ。f:id:kisskillme:20220918183656j:image

ティーセットはコンパクトにまとめてありますがノリタケカップにグラスが2種類。

宇治茶ティーバッグとドリップバックのコーヒーが置かれていました。

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そしてこの新しくて綺麗なクローゼットの中はハンガーと消臭剤が入っていましたよ。f:id:kisskillme:20220918211210j:image

窓際にはふかふかのチェアとテーブル。座り心地の良い椅子でした。
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テーブルの上にはティッシュと音についての注意書き。

100年を超える木造建築で音が響きやすいので配慮ください、と書かれていました。

またホテルの案内やレターセット、アンケートなどもバインダーにまとめられています。

中に入っていた本館階段の写真のポストカードが素敵だったな。お持ち帰りさせてもらいました。

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最後にお部屋の真ん中にあるベッドを見ていきましょう!

GWにぎりぎりに予約したのでお部屋の空きがなく今日はツインのお部屋です。

本当は1人なのでキングサイズのベッドを独り占めしたいところですがお部屋のバランス的にはツインの方が良い気もしますねf:id:kisskillme:20220918211735j:image

天井がすごく高い!あまり広くはないお部屋ですが解放感があります。
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サイドテーブルには大きめの証明と電話、メモがありました。f:id:kisskillme:20220918211748j:image

ベッドの上に置かれたパジャマは上下セパレートのタイプ。

シンプルなものですがゴールドのラインと奈良ホテルのロゴがかっこいいですね。

View

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最後にこのお部屋からの景色を見ていきましょう。

タウンサイド、という一番安いお部屋なので何が見えるんだろう?と思っていたのですがf:id:kisskillme:20220918211755j:image

ちょうど正面玄関側のお部屋でした。目の前は駐車場ですが奈良ホテルの特徴的な瓦葺きの屋根が見ることができていいですね!

到着日は曇っていたので微妙な空でしたがf:id:kisskillme:20220918211759j:image

翌日は気持ちいいくらいに晴れ。雲一つない空が気持ち良かったです。

Classic Hotel Passport

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奈良ホテルの宿泊でクラシックホテルパスポートもついに4つめになりました…!

ついに9つのクラシックホテルでいただくことができるペアランチ券をいただくことができましたよ。

ちなみに発券より6か月有効でした。

こちらも後日ばっちり使用して美味しいランチしてきたのでまたブログで紹介させてくださいね。

9つ制覇すると宿泊券がもらえるので頑張るぞ~~!

 

Comment

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唯一外観が和風な奈良ホテル

クラシックホテルパスポートを集め始めてからいつ行こうかな…とずっと考えていたのですがGWの混みあう時期に来ることになるとは思ってもみませんでした…!

ただ坂の上にある立地がよくないからか?意外と喫茶やバーなどは混みあっておらず落ち着いていましたよ。

そんなお食事についてはまた別のブログで書いていこうと思います。

 

クラシックホテル、というと歴史を感じる古い建築、レトロな設備が"売り"なところがありますが奈良ホテルはそれをそのまま不便にせず歴史を感じさせてくれるところとリノベーションするところをしっかり分けているのがよかったです。

あとはアメニティやタオル類などすべてにこうして奈良ホテルオリジナルロゴが入っているのも本当に素敵でした。

新館のお部屋は和室があったりもしましたし本館のデラックスという広いお部屋もまた雰囲気がすごく良かったので再訪したくなりました。

 

今回利用したホテルはこちら↓

奈良ホテル

Address :奈良県奈良市高畑町1096番地

JR奈良駅より約25分 近鉄奈良駅より約15分

TEL:0742-26-3300

 HP:https://www.narahotel.co.jp/

 

ではでは!また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!