こんにちは。わたしです。
2022年5月に蒲郡クラシックホテルに宿泊してきました。
100年の歴史を持つこちらのクラシックホテルはもともとは「料理旅館 常盤館」として1912年(明治45年)に創業。
その後1934年にホテルが建てられ国際観光ホテルに指定され、なんと日米野球でベーブ・ルースが宿泊したそうです・・・!
多くの文豪にも愛され、映画やドラマのロケ地としても使われているそう。
庭園はつつじの名所としても知られ4月には「つつじまつり」が開かれています。
城郭風建築がすごく素敵ですよね。でも内部は鉄筋コンクリート造の洋風な空間になっていますよ。
一休.comにて「【クラシックプレミアム】「メインダイニング」でのフランス料理ディナー+朝食付き」のプラン、"三河湾と竹島を一望する【ツインルーム】"で1室1名38,950円でした。
Access
さて蒲郡駅からホテルまではタクシーに乗っていくのが良いと思いますがこの日はGWだったからか駅の乗り場にタクシーが一台も来ず、そしてアプリも「周辺に車両がありません」との表示がただただ出るだけ…。
しょうがない、バスで向かおうと「竹島遊園」のバス停で下車。
少し歩くと蒲郡クラシックホテルの看板、とそして建物が見えるのですが「春のランチバイキング会場」…??
多分ここは宿泊棟ではないけれど聞いてみよう、と中の人に声をかけると「車を回しますので少々お待ちくださいね!」とのことでした。
数分後、車がやってきました。
なんだか一人でこれに乗せてもらうのは申し訳なかったのですが宿泊するホテルの本館まではかなりの坂道だったので聞いてみてよかった~!
やはり事前に列車に合わせてタクシーを予約しておくのがスムーズな行き方かもしれませんね。
坂道をぐんぐん上りホテルに到着!こちらが本日宿泊する蒲郡クラシックホテルです。
同じくクラシックホテルの奈良ホテルとはまた雰囲気が異なる和風ですね。これが城っぽさなのでしょうか。
車寄せの雰囲気が良すぎる・・・。
そうそう、こちらの蒲郡クラシックホテル、令和4年2月に蒲郡市の景観重要建造物に第一号として指定されたんだとか。また経済産業省の近代化産業遺産にもなっているようですね。
ガラスに入っているマークが素敵。
Lobby
ロビーがこんな感じです~!重厚でシックな雰囲気がたまらない…すごく素敵ですね。
お花も綺麗です。
ロビーの奥にはマントルピース。すごく素敵な雰囲気ですね。
昔はここに火が入っていたのでしょうか…とついついクラシックホテルに来ると過去に思いを馳せてしまうものです。
パンフレットなどが置かれた書斎のようなこじんまりしたスペースも日の入り方がいい感じでした。
さて、それではフロントでチェックインしていきましょう。
ランプのあたたかな灯りが良いですね。
朝食付きのプランだったのでチェックイン時に洋朝食と和朝食から選び、時間もお願いします。
わたしは洋食で7:30からにしてもらいました。洋食でも和食でも会場はメインダイニングホールのみのようです。
お部屋の鍵を受け取りました。アクリルの角棒がついた昭和感のある鍵ですね。
クラシックホテルによくある金色の鍵ではなく普通のものなのが少し残念。
Hall Way
お部屋へはエレベーターに乗って向かいます。スタッフの方がエレベーターまで送ってくださいました。
古めかしいエレベーター、ちょっとどきどきしてしまいますね。
停止階を指す羅針盤は創業当時の1934年から使われているのだそう。
ちゃんと動くのがすごい。針が動く様子をじーっといつまでも眺めていられそうです。
もちろん階段での移動も可能です。
3階建てで27室しかないあまり大きなホテルではないので滞在中わたしはほとんど階段で移動していました。
廊下はちょっと暗めですね。
客室までの3階建ての建物は鉄筋コンクリート造なのですがやはり古い建物だからか廊下の音はよく響きました。(まあもちろん木造ほどではありませんけれど…)
蒲郡クラシックホテルは3階の鉄筋コンクリート造の上に入母屋造の銅板葺屋根を載せているんだそうです。
さて、本日のお部屋312号室に到着。「三河湾と竹島を一望する【ツインルーム】」を一休で予約しました。
山側のお部屋もあるので予約時には要注意です。
Room
ではでは!お部屋オープン!!!
まずはドア回りはこんな感じ。シンプルですね。
ピンクゴールドのドアノブが珍しいです。
お部屋割りはこんな感じ。だいたいどのお部屋も大きさは変わらないかな?端のお部屋だけは大きいのでそこがスイートかな。通常のお部屋は25平米、スイートは39平米と48平米のお部屋があるみたい。
さてさて、それではどこから見ていこうかな…真ん中壁で仕切られていて2間になっていますね。
Bath Room
それではまずはこちらのドアから。こちらはバスルームになっています。
ドアを開けるとこんな感じ!!
お風呂はユニットバスですね。クラシックホテルに泊まる以上これだけはしょうがない…のです…!
真ん中にベイシン。
アメニティは最低限で歯ブラシ、シャワーキャップ、コットン類がありました。
歯ブラシ置きがあるのがちょっと嬉しいポイント。
アメニティが綺麗に並んでいます。アトリエコロンのポメオパラディというもので初めて見たかも。
香水のブランドのようですね。
ドライヤーは風量弱めタイプ。
うーんホテル名をテプラで貼っている感じにどうにも萎えてしまうのは私だけでしょうか…。
バスタブは狭すぎも広すぎもせずちょうど良いサイズ感ですね。
Living Room
バスルームの奥がちょっとしたリビングのようなスペースになっています。
くつろいだりお茶したり。幼い子供が寝たら夫婦で晩酌したり。
1人で宿泊するとワンルームでも快適なのですがお友達との宿泊なのに寝れない夜とか早く起きちゃった朝とかちょっと離れたスペースがあるといいですよね。
しかもここからの景色がまた絶景なんです…!!
竹島を一望できるすごく良い眺め。つつじの季節はピンク色が華やかなんでしょうね。
小さめですがテレビもありますよ。Panasonicの26型でした。
旅先で見る見慣れない放送局についついチャンネルを合わせてしまいますよね。
テレビの上にはいつ撮られたものでしょうか。古い蒲郡クラシックホテルの写真がありました。
Bed Room
さて、お次はベッドルームを見ていきましょう。
お部屋に入るとまず目に入るのはドレッサー兼デスクなスペース。
いろいろと物が置かれていて少しごっちゃりとしていますね。
デスクの上に立てられたバインダーにはまず宿泊約款。
そして館内の地図。本日のわたしのお部屋は3階でしたが2階にも客室があるんですね。
朝食のご案内。プランに含まれていたので金額を見ていませんでしたが2,500円とは意外とお安いですね。
ラウンジメニューやディナーコースの案内もありました。
ルームサービスも少しあるんですね!せっかく竹島の見える良いお部屋だったのでリビングスペースでケーキでもいただけばよかったかも、なんて思ったり。
売店にお土産もいろいろとあるみたいです。
そのほかのページにも近隣の観光地やお食事処の手書きマップなんかもあり地域に密着したお宿なんだなあ、と感じました。クラシックホテルがふと見せるこういう旅館っぽさ、結構好きです。
テーブルの上にはポットとお茶セットもありました。中には煎茶のティーバッグが入っていましたよ。
ラウンジのハッピーアワー、バインダーとは別に置かれているのがうまいですね…。
ついついラウンジに走りそうになりましたがぐっと我慢。
こちらにもテレビがありました。リビングと同じく26型のものです。
あとはこちらに冷蔵庫があり。中にはお水が1本入っていました。
引き出しの中には有線LANケーブルとパジャマ。
パジャマはブラウンで胸元にマークが入っています。下着が透けにくいお色味ありがたいですね。
丁度よい厚さで着心地の良いパジャマでした。上下セパレートなのも嬉しい。
あとは荷物置きと空気清浄機がありました。
壁にはお部屋から見えるのと同じ竹島への景色。
昔の写真だと思われますが今も昔も変わらない風景、いいですね。
そしてベッドがこんな感じです!わたしにしては珍しくツインのお部屋。
壁紙が濃い目のカラーで不思議な感じ。
ベッドはシングルかな?横幅が少し狭めに感じましたが自宅のシングルベッドもまあこんなものかも…。
ベッドの上に飾られている絵画はこのホテルや竹島の風景ではなさそうですね。
新印象派のような点描画法でなんだか儚げな絵です。
サイドテーブルにはスイッチが色々ついており電気やラジオを操作できました。
View
それでは最後に部屋からの景色を見ていきましょう…。
先ほどリビングからの景色を紹介したのとあまり変わりはしませんが本当に素敵な景色ですね!
竹島とその奥に見えるのは三河大島という島みたい。無人島だけれど海水浴場がありバーベキューなんかもできるみたいです。
そしてその奥にうっすら見えるのが渥美半島ですね。メロンが美味しいんだって…いいな…
夜はライトアップされています。赤いライトがちょっと怪しくも幻想的。
本当に良い景色で竹島側のお部屋が取れてよかったー!と思いました。
Classic Hotel Passport
クラシックホテルパスポートを無事いただきました。蒲郡クラシックホテルで5軒目、折り返し地点ですね!
あと残るは富士屋ホテル、東京ステーションホテル、川奈ホテル、雲仙観光ホテル。さてどこから行こうかな。
Comment
クラシックホテル巡りとして蒲郡までやってきました。
こちらのホテルは昭和生まれのクラシックホテルとしては新しめなホテルではあるのですが、その後早い段階で水周りとか直しているのかな?なんとなく昭和のリゾートホテル~~!って感じの造りでありクラシカルで優雅、な感じとはまた違かったのは少し残念だったかも。プリンスだった時代もあるようで「プリンスっぽさ、ちょっとわかるかも・・・」と思ってしまいました。
ただ立地はすごく良くてお部屋から竹島を見ることができるのは最高。山側とかなり満足度が変わるかと思うのでここはぜひ竹島側に宿泊してほしいところです…!
今回利用したホテルはこちら↓
蒲郡クラシックホテル
Address :〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町15−1
蒲郡駅南口より徒歩約15分
TEL:0533-68-1111
ではでは!また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!