こんにちは。わたしです。
今日は2022年3月に宿泊した日光金谷ホテルについて書いていきたいと思います。
ホテル好きになる前から気になるホテルだったのだけれどようやく来ることができたよ〜〜!
Check In
旅行記の方では書いたのですが急な坂を上って到着…!あまりにも坂がきついのでスーツケースの方は送迎バスかタクシー、または自家用車で来ることをおすすめします…!
白亜の本館がとても素敵。3階建ての低い建物ですね。
1893年に出来た建物ですが1936年に現在の1階部分が増築されたそうです。登録有形文化財になっています。
入口には最近なかなか見ることのない丸いポストもありました。すでにこれもレトロ…といえるのかもしれません。
回転扉をくぐって中へと入ります。こういう回転扉ってうまく流れに乗れなくてなんか小走りになってしまうのはわたしだけでしょうか。
中から見るとこんな感じ。
頭上の細工がすごく素敵です。
入ってすぐにフロント。赤い絨毯張りで格好いいですね。
17時から参加した館内ツアーで教えていただいたのですがここの柱には想像上の象がいましたよ。
2階部分には鹿も。このホテルにはまだ他にも動物がいるのでまた後でご紹介しますね。
さて、フロントにてチェックインしていきます。手続きに関しては無駄がなくてきぱきとした印象。
本日のお部屋はデラックスダブルの116号室です。デラックスタイプのお部屋に泊まりたかったというよりは宿泊したい日に空いていたのがここしかなかった…という選び方でした(笑)
連休の宿泊で夕朝食付き宿泊プラン49,610円でした。良いお値段ですがふるさと納税の日光市で使える一休割引券を利用したためかなりお得に宿泊できましたよ。
今年も返戻品これにしようかな…
クラシックホテルパスポートもばっちりいただきました。インクが移らないように挟んでくださってるメモが可愛い~!
また一休ダイヤモンド会員特典で巾着エコバックをいただきました。楽天でも販売されていたのですが3,080円もするしっかりした作りの物でお土産いただけるの嬉しいです。
Lobby
フロントから右側へ歩いていくとロビーがあります。クラシックホテルってロビーでレストラン待ちをしている外来のお客さんがたくさん待っている印象がありますが、金谷ホテルはレストランの営業を休止しており動いてるのがメインダイニングのみであまり飛び込みのお客様がいないのでしょう、いつも空いていました。
17:00から開催された小杉部長の館内ツアーはここが集合場所でしたよ。
大きなのっぽの古時計を歌いたくなる古めかしい時計。
ちょっとしたデスクもありました。
ロビーには有名な宿泊客の写真や宿泊帳のサインがありました。ヘレンケラーが宿泊したことは有名ですよね。
観光案内や天気の情報の掲示もありました。
アットホームなホテルだなあとなんだかほっこり。
自販機もありますがホテル価格です。
クラシックホテルは見るところがたくさんですからね、ロビーを抜けてまずはあそこへ…と移動しているとよいものを見つけました。
なんと眠り猫が金谷ホテルにもいるんです!
先ほどから東照宮のような彫刻や装飾が多く見られますがこれは創業者の金谷善一郎が東照宮の雅楽奏者だったため縁があり、東照宮の宮大工の人に内装頂いたんだとか。
BAR DACITE
さて、バー デイサイトへやってきました。
ちょうど宿泊した2022年3月は酒類の提供中止していた時期でバーも休業中…。
ですがホテルツアーに参加すると中を見せてもらうことが出来ましたよ!
営業していたら飲みに来たかったなあ…と少し切なくなります。傘のついた神橋カクテル、かわいい♡
素敵な大人の雰囲気ですね。
シングルモルトウイスキーを200種以上取り扱っているのだとか。
素敵なバーですね…。
暖炉は大谷石でつくられているそうです。暖かな火を眺めながらカクテルを一口…きっと素敵な時間なんでしょうね。一度は訪れたいものです。
Annex
さて、それではそろそろお部屋へと向かいましょう。
本日宿泊するのはデラックスダブルのお部屋なのですが別館にあるそうです。
別館は1935年に出来たそうでこちらも登録有形文化財となっています。
入口がとにかくかっこいいですよね…木造なのももちろん素敵なのですが扉の部分の彫刻が本当に細かい…!
夜もぼんやりと照らされる彫刻があまりにもかっこよいです。是非夜のお散歩とともに見てほしい…!
入り口を入ってくると右手に大きな絵画がお出迎え。入口にあまり見慣れないヘルメットが置かれています。非常用でしょうか…?
本日のわたしのお部屋は2階みたい。階段をのぼっていきます。
もうすでにレトロさがたまりません…!謎の丸い穴、なんなんでしょう…。
廊下は細めですね。絨毯張りになっているので少し足をとられながら歩くのが楽しい。
お部屋に到着!116号室です。
Room
ではでは、オープン~!鍵を回しながら扉を押すのに慣れていないので少し手間取りますがそれすらもクラシックホテルの良さですよね。
ドア周りはこんな感じ。いたってシンプルですがグリーンの壁が柔らかいです。
避難経路図には本館の地図も乗っていました。この別館2階は客室が8つしかないんですね。
それではお部屋を見ていきましょう…もう既にここからいつも泊まるホテルとは雰囲気が違くてわくわく。
Closet
まずはこちら、左手にある木の扉をスライドさせると…
クローゼットでした。横にかなり広い…!
暖房がここまでは届かないのかクローゼットの中はすごく涼しかったので荷物と一緒に購入したチョコレートを収納しておきました(笑)
Bath Room
そして右手はバスルーム!
レトロ~~!と思わず歓声をあげてしまいますね。
スチーム暖房がついていますが残念ながらこの日は稼働していませんでした。
ベイシンは新しく取り付けられたものでしょう、小さめですが新しくて綺麗ですね。
バスルームはユニット…と行っていいのか分からないものです。ちょっと浅めですね。
そして扉の裏にお手洗いがあります。
トイレの上にアメニティが並んでいるのはちょっと嫌だなあ…と思ってしまいました。
コップがピンク色で可愛らしい。
アメニティにはブルーで金谷ホテルマークがついています。
スキンケアセットにはクレンイングジェル、洗顔、化粧水、乳液が入っていました。アルガンオイル配合の物だそうです。
Bed Room
それではいよいよベッドルームへ…!
こちらのデラックスダブルのお部屋ですが同じ部屋を探すのが難しい、と言われるほどそれぞれの部屋に個性があるんだそうですよ。
まずはお部屋に入って左手にあるドレッサー兼デスクのスペースから見ていきましょう。
素敵なライトの置かれたデスクは座り心地がよく、作業もはかどりました。
電気スタンドはなんとナショナル。これすらもレトロ…と思ってしまいますよね。
ボールペンとティッシュがあり。
スチーム暖房の説明もありました。
引き出しの中には案内の入ったバインダー。
約款だけではなくいろいろと入っています。
ここにもまたレトログッズ発見!
貴重品袋にモノクロの絵葉書、そして「時間旅行のご案内」というホテルの紹介用冊子です。
引き出しの中には浴衣とドライヤー。ドライヤーはPanasonicのしょぼい(失礼)ものです。
浴衣は和柄ですね。派手すぎず万人に似合いそう。日光金谷ホテルの頭文字「N.K.H」が入っています。
客室用の使い捨てスリッパは床に置かれていました。
そのお隣に冷蔵庫とテレビがあり。
お水が二本とグラスが置かれています。金谷ホテルのロゴ入りのお水、すっごくかわいい…!
冷蔵庫は空でした。
テレビは東芝の小さいものですね。最近は専らパソコンでYoutubeを見てしまうので利用せずでした。
そしてベッドがこんな感じ~!!!
壁の模様が素敵じゃないですか…?
エメラルドグリーンに白いラインが入っていてちょっと新選組さを感じてしまうのはわたしだけでしょうか。
角度を変えてみるとこんな感じ。和洋折衷のアンバランスさがなんとも心地よい空間です。
こちらの壁側はこんな感じでちょっと荷物を置いておける台?と鏡がありました。ここはちょうどいいところにコンセントがあるのでチャージスポットとして大活躍しましたよ。
ベッドはダブルで広々。
ヘッドボードはこんな感じ~!
枕元に聖書がありました。引き出しとかにしまわれていないのってなんだか珍しいですね。
またベッドに金谷ホテルの家紋?入り。かっこいいです。
非常用ライトも剥き出しで置いてあります(笑)必要になったときに見つけやすいけれどうーーん…。
金谷ホテルは古いホテルですがヘッドボードは割と最近改修済みなのでしょう。
枕元にもばっちりコンセントがありましたよ。
そして窓際にはテーブルとふかふかで居心地の良いチェアがありました。チェアは少しへたっているのですがそのへたり具合がフィットして座り心地が良かったり…笑
テーブルの上にはお茶セットが置いてありました。
金谷ベーカリーのクッキーもありました。なんだか旅館的なお心遣いを感じますね。
そして窓際にもスチーム暖房。この日は稼働していませんでしたが窓際は冷えるのですごく部屋が暖まりそうです。
3月末は稼働しなかったので12〜2月頃の真冬の時期に宿泊すればスチーム暖房の暖かさを体験できるのかな…。
View
最後にこの別館のお部屋からの景色を見ていきましょう。
窓を開けると…
こんな景色です!見えているのは大谷川と国道120号。
ちょうどチェックインの前にランチを食べた日光ゆば遊膳も見えました。
Classic Hotel Passport
クラシックホテルパスポートもついに3つ目のスタンプになりました!
万平ホテル、ニューグランドに続いてまた素敵なホテルでした。
今のところかなり上位で好きかも…?って感じです。制覇したら順位付けしたいようなでも選べないような…(笑)
4個集まったらランチチケットがいただけるのですが目前に迫ってきました…わくわく…!
Comment
金谷ホテルはパンが有名であることからホテル好きになる前から知っているホテルでしたが本当によかったな…
お部屋のクラシックさにスチーム暖房があったりレトロで居心地が良い…次回のブログで紹介しようと思うのですがお食事もおいしかったです。
強いて言えば一休からの予約だと本館か別館か…などと棟を選ぶことはできなかったので(今回宿泊したデラックスダブルは本館にも新館にもあるそう…)また宿泊することがあれば本館に泊まってみたい…また異なった雰囲気を体験できそうですよね!
今回利用したホテルはこちら↓
〒321-1401 栃木県日光市上鉢石町1300番地
日光駅からホテルまでタクシーで約5分
TEL :(0288)54-0001
ではでは、また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!