こんにちは。わたしです。久しぶりの更新…!!!
今日はこちらにやってきました。ホテル雅叙園東京。宿泊ではなく夏に開催された"アートイルミネーション 和のあかり×百段階段2022 光と影・百物語"を見てアフタヌーンティーをしてきました。
これまた時差…!って感じですが今年の開催前にはブログを書こう…と思い今に至ります(笑)
どうにか描き終わってよかった!
とにかく写真が多いので気になる項目だけでも見てくださったらうれしいです。目次からどうぞ。
ホテル雅叙園東京のエレベーターがすごい…!
車寄せから入館し(目黒駅から無料送迎バスが出ていたのでそれに乗ってきました)、入ってすぐ左手にある百段階段に向かうエレベーターに乗り込みます。
このエレベーターがすごすぎません…?!螺鈿細工がすっごく綺麗、すっごく豪華…!
もうこの時点からわくわくが止まりません。
これって…すんごいお値段なんじゃないかな…?!とやらしいことを考えてしまったり。ひええ。
エレベーターを降りると金魚の灯りちゃんたちが…!ちょうど会期終了間近の9月に訪れたためハロウィンを意識したジャックオランタン金魚もいました。かわいい。
ところで百段階段とは?
「百段階段」とは通称で、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935(昭和10)年に建てられた当館で現存する唯一の木造建築です。
食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。 階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用。
階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。
"昭和の竜宮城"と呼ばれた当時の目黒雅叙園の建物の特徴は、装飾の破格な豪華さにあります。 最近の研究によると、その豪華な装飾は桃山風、更には日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる江戸文化に属するものとも言え、なかでも「百段階段」はその装飾の美しさから見ても、伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされています。 2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されました。-公式HPより
そういえば百段階段ってなんなんだ…?と調べてみたのですが有形文化財に指定されているんですね!
入り組んでいたりするのかな…?と思っていたのですがまっすぐ1本、99段の階段になっていました。
その間に7つの部屋がありそこで展示が行われているそうです。
和のあかり×百段階段2022 -光と影・百物語 -
十畝の間
最初のお部屋。照明作家 ・ 弦間康仁さんとかんざし作家・榮さんのコラボレーションだそうです。
展示もすごく素敵なのですがお部屋自体が素晴らしいですね…!
天井が格天井になっています。すごく素敵で繊細…格式高い…!
蜘蛛の巣に囚われた蝶の影がすごく素敵…光と影とはこういうことね…ときゅん。
こんなお花のライトなんかもありました。こちらは展示の最後にあったミュージアムショップで販売されていましたよ。
この灯りもすごく素敵です。
こちらがおそらく榮さんのかんざしなのでしょう。すっごく素敵です。
どれも繊細ですよね。見ていて楽しい…!
漁樵の間
入ったらすごく明るい…!こちらは静岡県・株式会社大測による竹あかりのアート。
すごく素敵ですね…
この天井もすごく素敵ですね…絵じゃなくて立体的ですね。
柱もすっごい…!
草丘の間
なんだか怪しい雰囲気になってきました。
まず部屋の隅にあるこちらの井戸は「お七の井戸」。雅叙園の入り口にある井戸を再現したものだそうです。恋人に会いたい一心で放火事件を起こし火刑に処された少女(お七)を弔うために建てられたものだそうです。
ちなみにこの井戸の中には怖い仕掛けがあっったようですよ。(わたしは見損ねました…)
なんだかホラーな雰囲気ですね。
怖いお面もありました。夜中に見たらチビるな…
SNSなどでもよく見かける美しい番傘。暖色と寒色で分かれていてすごく綺麗です。
龍の灯りもぼや〜っとブルーに光っていて幻想的です。龍の手が投影されていてすごく綺麗。格好いいよね。
静水の間
次のお部屋の前にはなにやらうきうきとさせてくれる言葉が…!
すごい!自分で撮った写真なのですがあまりにも幻想的というか現実だとは思えません。
自分の背丈よりもだいぶ高い(2mくらいあるのかな?)異形のもの…
「さかさまのあかり」という作品のようですがこんな感じでガラス玉に焦点を当てたらいいのかな?
こうするとさかさまになりますね。
なんかSF映画にありそうなコオロギみたいなちょっと気持ち悪い何か。
星光の間
さて、次のお部屋も怪しい雰囲気ですね…
色々な幽霊の描かれた提灯。なんだか昔京都の高台寺でもこういうのやってたな…
ぼんやりとした灯りっていいですよね。
この怪しい雰囲気で次のお部屋、星光の間へ。なんだかすごく怖いお部屋なんじゃないかなとどきどきする…。
中に入るとあれ…?!あんまり怖い感じじゃないですね。
またすごく素敵な天井…綺麗な絵とちょっと色褪せた切ない感じですね。
こちらもまたアーティストさんの作品が飾られているそう。これは想像上の生き物?妖怪?だそうでアマビエとかがいました。ちょっときもめ。
化け猫ちゃん。一休法師よろしく?屏風をすり抜ける猫ちゃんだったりハリーポッターのクィレル先生になってる(後頭部にもう一つ顔がある)猫ちゃん、そして床からだんだん出てくる?猫ちゃん。
シュールですね…🤣
コイル?でつくられたわんちゃんもいました…!
清方の間
なんと好きな鏑木清方の間がありました。清方の絵がたくさん…!!美人画以外もあって大満足な空間…
素敵すぎますよね!
このお部屋の中はほぼほぼ最後のミュージアムショップで購入ができるようでした。
この灯りもすごく素敵です♡
幽霊の絵、こわい…百物語の99話の最後に出てくる青行燈の幽霊だそう。園田美穂子さんの作品とのことです。
ちょっとしたところだけれど扉の格子が素敵ですね。
頂上の間
階段を99段上がると最後のお部屋に到着、その名の通り頂上の間です。
なんか急に世界観が変わり、幸せでちょっと厳かな雰囲気の音楽が流れていて
天井からかかっている布…。
うまく写真が撮れないけれど雰囲気伝わるかな。
お花のアートもすごく素敵。
どうやら結婚式のようですね。
かかっていたお花がたくさんの羽織がかわいらしい。
世界観があまりわからなかったのですが楽しかった…。
百段階段のあとはアフタヌーンティーを。
さて、百段階段のあとは別途予約していたアフタヌーンティーへ。
New American Grill "KANADE TERRACE"に向かいます。
これよく一休の予約サイトで見るところだ…(わたしはホテルを調べるときとりあえず一休眺めがち)!
建物の前にどどーんと門があるのかっこいいですよね。ライティングも素敵。
なんだかここにも和のあかりのようなものが…
予約の時間になり、お席へご案内いただきました。アメリカングリルのレストラン、どんな場所だろう…と思っていたのですが普通にラウンジっぽい感じです。
予約していたのは2022年9月のオータムアフタヌーンティー。
マスカットにマロン、栗など秋の味覚ってなんでこんなに魅力的なんでしょうね…。
1人4,980円でした。都内のアフタヌーンティーはかなり高騰化しているので5,000円でいただけるのはリーズナブルに感じます。
その分ドリンクの種類は多少控えめかも。
すぐにアフタヌーンティーセットがやってきました。やっぱりプレートも和な感じですね!!
2段プレートに甘いものが入っていて別でご飯系。アンダーズっぽい構成です。
ちょっと細かく見ていきましょう。左のシャンパンジュレがおいしかったな。
モンブランはまさかの抹茶。柔らかめでおいしかった。柿のタルトも間違いなくおいしい…
最後にお食事。栗のポタージュがすごくおいしかった…!
お友達はキノコが苦手だったのですがキノコのマリネが他のものになっていて(何だったかは失念…)さすがでした。
お茶はマロンティー。お茶なのにマロンの味がして混乱。栗なのは風味のみで重くなくておいしい紅茶でした。
酵素発酵茶 La 香寿緑茶。酵素とかよくわからないけど頼んでみたら水出し…?薄い…?って感じのよくわからないお茶でした。
丸い氷がコロコロ入ってたけどこれが酵素…?
最後にたぶんダージリンとかアッサムとか普通のお茶をいただきました。
美味しかったな〜!!
とそんな感じの雅叙園。宿泊したことがなかったので今回訪れることができてよかった~!
世界観が本当に素晴らしくてよいホテルですね。次回は宿泊でサウナ付きのお部屋に泊まってみたい…。
ではでは!また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!!