こんにちは。わたしです。
最近ハマっているホテルバーの連載第3弾。
今日は東京ステーションホテルへとやってきました。
2020年6月、最初のコロナ自粛明けにデイユースで訪れたのですがバーの利用は初めて。
普段は宿泊以外でホテルバーを利用することはあまりないのですが以前宿泊したホテルで500円のバウチャーを頂いたためせっかくなのでバーでも行ってみようかな…と思ったんですよね。
うまい事釣られている気がしますがいつか行きたいなあと思っていたので良いということにしましょうね。
以前朝食を頂いたことのあるロビーラウンジを横切り中央エレベーターへ。
これに乗ってスパやレストランへのアクセスが可能です。
本日利用するバー オークは2階にあるようなので上へ。
エレベーターを出てすぐの所にオークはありました。
ステーションホテルにはバー オークとバー&カフェ カメリアがあるのですがカメリアの方が煌びやかでラウンジのような印象、オークのが重厚感あるシックなイメージ。
入口を撮影しているとすぐに若いバーテンダーの方が気づいて迎え入れてくださいました。17時開店で17時半頃に着いたのでまだまだ人がいないかと思いきやかなり埋まっています。
カウンターの中央部の席に通されました。非常に雰囲気が良いですね…。
正面にはボトルがずらり。左右には窓がありだんだんと外が暗くなる様子が見えますね。
メニューもオークな感じで素敵です。
時間が早かったので17:00~19:00のハッピーアワーあらぬZEITAKU(贅沢)アワーメニューも。
いわゆる生ビール500円!みたいな安いものがより安いわけではなくお高いウイスキーが少しお手頃価格になる…といったもののようです。
そんなわけでついついマッカラン エディション No.4をオーダー。3,150円です。
いやらしいですがついつい通常メニューだとおいくらか確認してしまう…1,000円程安くなっているんですね!嬉しいな。
2019年に数量限定で販売されていたものらしくボトルを定価で購入するのも難しそうな商品でした。
うーんやはりすごく良い香り…飲み切れないけれどロックで飲んでみたかったなと思ってしまいます。
ただウイスキーって匂いも良ければ味も良いことも分かりつつも表現力のないわたしです。
まだまだ勉強ですね。
チャームとしてローストビーフと貝とお野菜の入ったもの。アーリオオーリオっぽい雰囲気の味付けでした。少量でありながらもステーションホテルのお食事のレベルの高さを感じるものでありました。
そして夕食替わりにスモークサーモン レモンケッパーオニオンサラダ添え。
こちらも脂の乗った分厚いサーモンにレモンの酸味がさっぱりと美味しくて大満足のサラダです。
実はわたしキュウリが苦手なのですがキュウリのようにサラダの中に入っていたズッキーニがすごく美味しくて感動。サラダにズッキーニ、いいですね。
そしてこのコースター、すごく素敵じゃないですか…?
家具を作るときに出る木端材で作ったコースターだそうでこれもサスティナブルな取り組みとのこと。一枚1,200円で販売もしているのだそうです(オーク利用のお客様への限定販売とのこと)
ただどうにも濡れたグラスにくっついてしまい落としてしまったわたし…。先ほどまで奥にいた年配のバーテンダーさんが「木は駄目だね、くっついちゃうんだよね。」と言って紙製のものに変えてくださいました。優しい…サスティナブルではなく申し訳ない…。
ところで皆さんは東京ステーションホテルのマスターバーテンダー、杉本 壽氏についてはご存知でしょうか。1958年にステーションホテルに入社して以来60年以上ホテルバーテンダーとして多くのお客様を接客(2006年~2012年の休館中はグループホテルのバーにいらっしゃったそう。)。
このホテルの生き字引とも言われるような80歳のバーテンダーさんでフォーブストラベルガイドのホテル従業員を表彰する「ホテルエンプロイー・オブ・ザ・イヤー2021」を受賞されました。この賞を日本人が受賞するのは初めてだそうな…!
とこんなことを急につらつらと書き始めたことからお気づきでしょう。目の前の年配のバーテンダーさん…杉本さんだ…!
思わず茫然としてしまうわたし。杉本氏はHP上に出勤曜日の記載があり本日はいないはず。
いつか宿泊時に杉本氏のマティーニを…と思っていたのですが…!
お酒はあまり強くないわたし、宿泊ではない日にマティーニは厳しいのですがこちらのオリジナルカクテル "東京駅 <Oakスタイル> "をいただくことにします。
わたしの声がまた入っていてお恥ずかしいのですが杉本氏が目の前でカクテルを注いでくださいました。
半分飲んだら添えてあるライムを絞るように…とのことですが東京駅なので「上りと下りで味が変わります」だそうです。なんて素敵なの…。
こちらは東京駅開業75周年記念に杉本氏が考案された人気のカクテル。
駅舎の赤レンガ色をイメージしたカクテルのお色。
タンカレーとスーズをシェイクして作るのですがタンカレー(Tanqueray)とスーズ(Suze)でTokyo Stationの頭文字になっているんだとか。
柑橘の甘さにスーズの苦みがちょっと効いていて美味しいカクテルです。
カクテルを考案した人に直接作っていただけることなんて人生でそうないことかもしれない、などと思いながら飲んでいると後ろの席から「雪国」をオーダーする声が。
雪国を考案された山形県酒田の井山計一バーテンダーは2021年に亡くなってしまったんですよね。いつか酒田を訪れたい、と思っていたので非常に残念に思ったことは記憶に新しい。
THE ESSENCE OF SUNTORY WHISKYの第3弾を使用したものなのですが…なるほど。
杉樽で熟成させた白州のモルト原酒を使用しているものなので「オークスタイル」なんですね。すっと飲めてすっきりとした美味しいハイボールでした。
「お次は何かお作りしますか?」と若いバーテンダーさんが聞いてくださいましたが今日は予定より飲みすぎてしまいました。自宅へ帰らなければならないのでお会計をお願いします。
マッカラン エディション No.4(ZEITAKU Hour) 3,150円
スモークサーモン レモンケッパーオニオンサラダ添え 2,200円
東京駅 <Oakスタイル> 2,050円
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ホテル共通利用券 -500円
合計 9,100円
うん、500円券もらったからっていう次元ではなくよく飲みましたね。東京駅の真前というアクセスのよさにカクテル一杯2,000円というホテル価格として妥当なお値段、高くはないのでは…?と思ったり。
レジェンドにカクテルも作っていただき、良い夜でした。
今宵のバーはこちら↓
東京ステーションホテル バー オーク
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 2階
TEL:03-5220-1261
金・土・日・祝前日のみ営業
17:00~22:00 (21:30 L.O.)
ではでは、また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!