こんにちは。わたしです。
昨年宿泊した中でも5本の指に入るほど好きで早く宿泊記を書きたいなとうずうずしていたホテルがこちらのPETALS TOKYO。
寺田倉庫の運営するホテルで天王洲の運河沿いに停泊する4隻の小船からなる水上アートホテル。
2020年11月に日本初の水上ホテルとしてオープンした時から気になってはいたのですがお値段結構するのになかなか情報がなく宿泊を迷っていました…が「ここはPETALSのブログを誰よりも先に書くしかない…?」と思い行って参りました!
…ということで日本初の水上ホテルの日本初の詳細リポートなつもりでいますが、もし先にあげられてる人いらっしゃったらごめんなさい。(笑)
Check In
PETALS TOKYOは1隻の舟に宿泊する形だから一休.comだとバケーションレンタルカテゴリーでした。
お部屋でゆっくりしたかったので「【最大35時間ステイ】プライベート水上コテージで非日常を満喫」というプランで予約。
朝10時にチェックインして翌21時まで過ごせるものでお部屋はおまかせのプランだったのですが"【1】モダン&スタイリッシュ"か"【3】チャーミング&コージー"になったら嬉しいです…と希望を出してみたところ「【1】に空きがございますのでご用意させていただきます。一番ロケーションの良いお部屋ですので是非お楽しみください!」とすぐに返信がきて恐縮でした。
また事前に周辺レストランで夕食の予約もしていただきました。事前の案内がすごく丁寧で宿泊前からうきうきさせてくれます。
当日はお約束した時間に"T-PASSAGE"という場所でチェックイン。こちらもアートな展示施設のようですが一画をフロントとして使っているようですね。
荷物を預かっていただき、ウェルカムドリンクをいただきました。香りのよいハーブティーにほっと一息。
カップを置いたタイミングで話しかけてくださるなどここでもきめ細やかなホスピタリティを感じて感動。
今回は一休.comからの予約だったのでダイアモンド会員の特典を受けることが出来ました。
・弊施設併設「T.Y.HARBOR Brewery」特製クラフトビール 1本
・アーリーチェックイン 14:00 (通常15:00) もしくはレイトチェックアウト 12:00(通常11:00)
私は35時間ステイという変則的な時間のプランだったのでアーリーインレイトアウトはなしでしたがビールをいただきました。
チェックイン時に何種類かの中から選び、あとでお部屋に持ってきていただきましたよ。
わたしは"アンバーエール"にしました。苦み控えめなのにコクがあってすごく美味しかった~!
お部屋にあったキンキンに冷えたグラスで飲めるの最高ですね…!
Way to room
セキュリティの説明もあるのでチェックインが終わったらそのままスタッフさんがご案内くださいます。天王洲のB&C HALLの向かいらへんに桟橋の入り口がありました。
ここにカードキーをかざして入る…!運河沿いをお散歩したりしている人にちょくちょく「なんだろう…?」と見られるので少し恥ずかしい。
ちょうど真ん中に地図があります。T-LOTUSというイベントホール(結婚式も出来るみたい?)が中心にあり左手が"【4】ライト&クラッシー"のお部屋、右手に”【3】チャーミング&コージー”、"【2】エレガント&ラグジュリアス"”【1】モダン&スタイリッシュ”があるようです。
わたしのお部屋は【1】なので右手ですね。
左手もちらっと見に行ってみましょう。
【4】のお部屋はこちら。この建物の雰囲気がアートホテル…!って感じですよね。
ライト&クラッシーという雰囲気で全体的に白くアクセントに赤が入っていて素敵な部屋です。
そして本日のお部屋がある右側へ…
こちらが先ほどもお話ししたT-LOTUS。帆が存在感ありますね。
この日は何もイベントはしていないようでしたが夜になるとライトアップされていてすごく綺麗でした。
それでは進んでいきましょう。イベントホールのお客さんが宿泊棟へは近づかないようにかここにもう一段階セキュリティがあります。
3のお部屋。あまり外観は変わりませんね。
”チャーミング&コージー”というコンセプトですが割とシックな内面で独立したダイニングスペースがありお食事もしやすそう。またこのお部屋だけはルーフトップがあります。チェックアウト後に「ルーフトップのお部屋が気になる…」とお話ししたところスタッフさんがわざわざ中までご案内くださったのですがこちらも素敵なお部屋だったので気になる…!
お隣にうつり2のお部屋。こちらの建物だけなんだか広く感じますがお部屋の大きさ的には他と変わりません。エレガント&ラグジュリアスというコンセプトでパープルを基調した空間が素敵。
最後に本日宿泊する1のお部屋に到着。モダン&スタイリッシュというお部屋。
緑色の縁の窓が天井にあります。
普通に桟橋なのでお部屋に向かう途中もぷかぷか浮いていて歩きづらいです。
はしごには触れないように、と表示がありました。
Room
それではいよいよ中に入っていきましょう。ドアノッカーがついていますね。
ホテルにはなかなか無い感じ、面白いです。
それではお部屋オープン!
ドア周りはこんな感じ。右側にカードキーを差して電気をつけるところがありますがもともと紙のカードが差し込まれていました。ありがたい。
お部屋に入ると正面は玄関スペース。お花が飾られていますね。
お部屋へと進んでいくとまず目に入るのはこのチューブ型のようなバスルーム。
こちらから見ていくことにしようかな。
チェックイン時に預けた荷物はすでにお部屋へと入れられていました。
玄関側には全身鏡。日当たりもよくワンピースが映えます…嬉しい。
この鏡の上部についているのはデンマークの照明ブランド、Louis Poulsenのライト。とても素敵です。
Closet
ネイビーが素敵なクローゼットの中身を見ていきましょう。
ぱかっと開けるとこんな感じ広いクローゼットで傘も用意されていました。また普通のホテルの部屋にはなかなかない消化器も置かれています。
そしてパッと目につくのはこのライフジャケットですよね。PETALS HOTELは全室定員2名なのですが船としては8人乗客の2人宿泊という扱いなのでライフジャケットは8個だそうな。清掃などの際は最大8名入れるってことみたいですね。
クローゼットの隅には消臭剤やアクタスのファブリックミスト、そしてオーガニックの虫除けスプレーの用意もありましたよ。
バスローブもばっちり完備。引き出しにもたくさん入っていて6個くらいありました…!
IKEUCHI ORGANICのバスローブで今治タオルで作られたもののようです。
スリッパがすごくお部屋に馴染むカラーでふわふわでした。履いていて気持ちいい〜!
Bath room
ではではバスルームを見ていきましょう〜!お部屋、全てが好きな空間だったのですがバスルームもとっても素敵だったな。
クローゼットの隣にはすりガラスのドアがあり。開けてみると…。
お手洗いでした。水上だからか(?)お手洗い使った後水がパイプを通る音がすごく大きくてびっくりしていまいますが特に問題はなかったです。
そしてベイシンまわり。ネイビーでシックな印象。すごく素敵です。
ゴミ箱もアクタスに売ってそうな可愛いものでした。蓋ついているのいいですよね。
拡大鏡も電気がつくものがありましたよ。スイッチもかわいいです。
そしてベイシン、HORUSの水栓がすごく可愛い〜!おしゃれですよね…。
オーストラリアのオーガニックコスメブランド GROWN ALCHEMST のハンドソープ。
スウィートオレンジ&シダーウッド&セージのさっぱりとした香りでした。
そしてアメニティ。これがアメニティ…?ってくらいおしゃれに飾られています。
ちょうどいい具合に日当たりも良い場所…。
男性用のアメニティとしてBULLDOGのシェービングジェル、モイスチャライザー、フェイスウォッシュがありました。
女性用のアメニティとして用意されているのはORGAIDというオーガニックシートマスク、LEAF&BOTANICSの純米酒のマザーソープ・クレンジングクリーム・フェイスウォーター・フェイスエマルジョン。一ノ蔵の純米酒と酒粕を原料に使用している酒コスメ。
使っているとすごくお酒の匂いがするので幸せでした。
ドライヤーはPanasonicのEH-NA98。自宅で使っているのと同じものなのでちょっと面白みはないのですが風量もいいし使いやすいし軽いしいいものですよね。さすがPanasonic。
そしてコットン、綿棒、ヘアゴム、ブラシ、シェイバー(スキンケアと同じBULLDOGのものでした)、歯ブラシがありました。
壁際にはタオルウォーマー。こちらのバスルーム、サウナ付きなので(右のスイッチもサウナのものです)何度も入れるようにタオルが乾かせるようですね。
最後にこちらのチューブのようなシャワールーム。
なんだか宇宙船のようですよね…?SF感出ていませんか…?
シャワーのみですがサウナがあるのでぽかぽかに温まることはできそうです。
シャンプー、コンディショナー、ボディクレンザーもGROWN ALCHEMSTのものでした。ボディソープがベルガモットとローズウッドの香りですごく良い匂いでした。
シャワールームの上がぽっかりと穴が空いていて窓になっています。
外から見えた緑の枠のところかな。ちょっと青空が見えるのおもしろいです。
Main room
いよいよメインのお部屋!【1】のお部屋は45平米ですが壁などがないからかそれとも窓が広いからかすごく広く見えますね。
mini bar
まずはミニバー。
ちょうど玄関の裏手にあります。
まずは上の戸棚。ぱかっと開けると中に色々入っています…!
ワイングラスにシャンパングラス、ワイン(シャトーバーモンハーフ2017)そしてウイスキー(山﨑,メーカーズマーク,バランタイン12年)、クラフトジン(ROKU)がありました。ビール用のT.Y.HARBORさんのグラスも入っていますね。
左側にはお皿。3サイズ入っているのでいろんな用途で使えそうです。滞在中Uber eatsを頼んだので取り皿に活躍してくれました。
なんか生ハムやチーズを乗せそうな木のまな板とナイフも入っていておしゃれ〜!
この空間にいるとひたすらにおしゃれな生活ができてしまいますね…!
そして台の上はこんな感じ。チェックイン時にすでにアイスペールに氷が入っていて驚きました。パークハイアット東京でもありましたが一流のサービスですね…!
ウェルカムアメニティとしてタイソンズアンドカンパニーのハロウィンビスコッティが置かれていました。可愛くて嬉しい。
またお水がたくさん用意されていて1ℓが2つ、330mlが6つ。お部屋で作業する時間が多かったこともありたくさんお茶をいれていたのでありがたいな。
ケトルはバルミューダ。そして高級ホテルおなじみのネスプレッソも用意されています。
ボックスの中にネスプレッソのカプセルやティーバッグ、ワインオープナーにカトラリーも入っていました。
紅茶がすごく不思議でCelebiTEAというアルミのステイックになっているもの。あまり見かけないですよね。ジンジャーカルダモンとマサラチャイという少しスパイシーなチョイスで美味しかったです。
引き出しの中にはおやつが入っていましたよ。
普段見かけないお菓子が多いですね。ついつい食べたくなってしまいます…!
冷蔵庫の中はこんな感じ。
気になるお値段はこんな感じです。近くのコンビニまでは5分ほどかかるので良心的なお値段に思えますね。ただお菓子類は輸入品だからかお高めです。
また感動したのは紅茶用にミルクが入っていたところ…!ホテルが大好きで色々なところに泊まっていますがこんなの初めて。(アマンはパックの牛乳を冷蔵庫に入れてくれてました…)本当に一流ホテルに引けを取らないホスピタリティ。さすがです。
Desk
続いてデスク。
弧を描いた不思議な形でベッドフレームにくっついた形。
視界が遮られているためがっつり集中して作業するのに良いですね。
ホテルのデスクってなぜか一人用なことが多いですがここは横並びに座れるのも嬉しい。
隈健吾の本が置かれていたりwifi,bluetoothスピーカー,ミニバーの案内はQRコードで置かれていました。
近隣のレストランのテイクアウトメニューなんかも置かれていて食事をどうするかすごく悩んでしまいますね。
ホテルのポストカードが物凄く綺麗…!まるで海外のホテルに宿泊しているかのような景色です。
メモの隣にあるPETALSのカードは外国人旅行客へのものでしょう。主要な観光地や駅などが書かれていてチェックを付けてタクシーの運転手さんに見せて連れて行ってもらうようなものでした。
デスク横にはコンセント口があるのでPC作業向きですね。
Table
また窓側にはテーブルもあります。
かなり日当たりが良い場所で食事をとるのには便利だけれど眩しい…!
TV
ちょうどベッドの斜め前にはテレビ台が設置されています。
ベッドにごろりと寝ころんでみるのに最適でついついごろごろしてしまいますね。危険。
テレビ台にもなんだか素敵なインテリア。わたしが川で石拾ってきてもこう素敵にはならないんだろうな…インテリアってなんなんだろう…と思わされます。
DENONのネットワークCDレシーバーCEOLもあり、入室すると音楽が流れていましたよ。
Bluetoothのスピーカーもありました。
ちょうどテレビの前に置いておくのにちょうどよい形。
そしてお部屋の案内や電話も掛けることが出来るタブレットがありました。
最近のホテルに多いですよね。操作方法もわかりやすくインフォメーションやレンタル品の案内、ミニバーにルームサービス(近隣レストランからの取り寄せ)の内容も確認できるのですごく便利です。
お部屋のテレビではYoutubeやNetflixを見ることが出来ました。
Sofa
こちらのソファスペースもすごく素敵でお気に入り。ゆるく弧を描いた広いソファは寝転がってもまだ余るくらいに大きいです。
アートな作品もあり…爆発しているようにも見えるけれどなんなのでしょうか。
アニメーション感がありポップな印象を受けますね。
ソファにブランケットも置かれていてお昼寝したりちょっと肌寒いときにも使えて便利でした。
サイドテーブルに洋書が置かれているの、とにかく理想の素敵な生活って感じ。
Bed
最後にベッド。部屋の中心にベッドがあります。
ダブルタイプのベッドですが、よく見るとツインをくっつけているもののようですね。
両サイドにコンセントとUSB口が1つずつあります。
またお部屋の窓のシェイドとカーテン、そしてライトを操作することが出来ました。
ヘッドボードに置かれたデジタル時計はJACOB JENSENのもの。お部屋の雰囲気に合うブラックとゴールドのカラーが素敵です。
お部屋を見渡すことのできるベッド。日当たりも良くぽかぽかとお昼寝が出来てすごく幸せな空間でした。
View
それでは最後にお部屋からの景色を見ていきましょう。
窓を開けるとすぐに運河が広がっています。お天気がよく気持ちいい~!
カヤックが通ったりなんだかおもしろいです。
この日は他に宿泊者がいなかったようで、桟橋を独り占めしたような気持になれました。
窓が大きなお部屋なのでお隣に人がいらっしゃったら要注意かもしれません…。
夜も近くのマンションやビルの明かりが水面にきらきらと反射していて美しいものでした。
高層階から夜景を眺めるのはまた違いますね。
Turn down
PETALS HOTELにはターンダウンサービスもあります。お部屋に入室して良いかチェックイン時に聞かれ、近隣レストランで夕食をとっている時間にお願いしました。
バケーションレンタルや一棟貸しって素敵な空間をお借りできる代わりにそこまでサービスは手厚くないイメージがあったのですがPETALSはすごいですね…!
さて、お食事を済ませたらお部屋へと帰ります。
カーテンが閉められ暗くなったお部屋。暗い部屋にテレビだけが点いていて素敵な空間でなければまるでホラーのようです(笑)
スリッパも綺麗にまとめられていました。
シャワールーム等は使っていなかったので変化ありませんでした。ベッドルームを見ていきましょう。
まずはテーブル。テレビ台にあった蝋燭のランプが移動してきています。
この時期、天王洲でバンクシー展が開催されていた為「Banksy Wall and Piece」という本が置かれていました。
またリンツのチョコレートのサービスも。
こんなサービスがあると翌日「せっかくだから展示を見に行こうかな?」と思ってしまいそうですよね。
好きな展示が開催されている時にPETALSに宿泊したくなりますね。
(バンクシーにはあまり興味がなく…芸術性やメッセージ性は認めますがどういも器物損壊じゃん…って気持ちになってしまうんですよね。)
ベッドも寝やすいように綺麗に整えられていましたよ。
DVDプレーヤー、昼間にテレビ台を撮影した際はなかったのでわざわざ持ち込んでくださっているのですね驚き…!
「Exit Through the Gift Shop」というDVDがかけられていました。興味ないとかいう割に流れているとついつい見てしまいましたね…。
Comment
PETALS TOKYO、本当に良いホテルでした…!事前情報があまりない中訪れたのですが予想を大きく上回るホテルです。
使い勝手の良いアートだけれども落ち着くお部屋にホスピタリティの質が高く、寺田倉庫だからこそできるこの天王洲一帯がホテルのような感覚…!煌めく水面をぼーっと眺めているとなんだかここは日本ではないような、船旅に来ているかのようなそんな不思議な気持ちになります。
マイナスなところが浴槽がないことくらいしか見当たらない、そんなホテルでした。
あ、あと水上のホテルなので海の揺れで気持ち悪くなる人は要注意。わたしは三半規管が弱いので少し苦しみました。…が悪いところは本当にそれだけかも。
チェックアウトの際に少しお話して他のお部屋が気になる…と伝えると夜遅いのに案内してくださったり「気になる点や改善点もぜひ教えてください!」と言われたり、もうすでにレベルが高いのにまだまだ伸びしろのあるホテルだと思っています。
近くに素敵な飲食店もあり、翌日は運河をお散歩したり美術展を巡ったりと街全体を楽しめる場所でした。
本当によかったな・・・(しみじみ)
今回宿泊した【1】以外にも素敵なお部屋はあるのでまた訪れたいと思います。
ではでは!また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!
今回利用したホテルはこちら↓
PETALS TOKYO
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ではでは!また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!