2020年9月宿泊
こんにちは。わたしです。
今日は9月の3連休に宿泊してきた山の上ホテルについて紹介していこうと思います。
この時はまだGOTOキャンペーンがなかったのですが今覗いて見たら年内の土日は空きがなくびっくり。皆さんホテルステイを楽しまれているようですね。
私も行きたいところは予約しておこう…
本日紹介する山の上ホテルは1954年開業の老舗ホテル。
もっとも建物は1937年に完成しており太平洋戦争中は旧海軍に徴用、敗戦後はGHQに接収されアメリカ陸軍の婦人部隊の宿舎として用いられていたそうな。そんな歴史のあるホテルです。
出版社の密集していた神田に近く、川端康成、三島由紀夫、池波正太郎ら作家の滞在や缶詰に使われていたため今でも「文化人のホテル」として愛されています。
三島由紀夫が「ねがはくは、ここが有名になりすぎたり、はやりすぎたりしませんやうに」と語ったことで有名ですね。
さて、到着しました。明治大学の駿河台キャンパスに隣接しており土日は静か。
昨年までだったら平日は学生さんの賑やかな声が聞こえてきたのでしょうか。
タクシーを降りた際さっと傘を差しだされ嬉しい。
入口で検温と手指消毒をして名前を告げるとチェックインカウンターへ通されました。
座りながらチェックインしてもらえてお茶もいただき既に至れり尽くせり~!
文豪ホテル感出てます。
チェックイン後はご案内いただきお部屋へ。
エレベーターに乗り込み3階へ。
エレベーターは古くないです(笑)
この受付みたいなのはなんなんだろう。
レイアウトはこんな感じ。どうやらこの階はどこの普通の客室かな。
家具がとても素敵なスイートやオーディオ機器をそろえたモーツァルトルームというお部屋もあるそうで気になる。しかしどのお部屋も電話予約のみで一見さんには敷居が高い…
3階なので階段を利用してもいいですよね。赤いふかふかの絨毯がお気に入りで専ら階段を利用しました。えらい!
なんとなくこんな雰囲気のホテルってシャイニングを連想してしまう。
さてお部屋へと向かいます。
本日のお部屋は303号室。
可愛らしい鍵をガチャリと回して押します。ドアノブは回りません。
さてオープン!
ドアには特にチェーンなどもなし、避難経路が書かれたフロア図などもありませんね…
そして古めかしい電気のスイッチ。
可愛らしい札がかかっています
お部屋は見て分かるように和室!畳のすごく良い匂い。
まず入って右手の木製のドアを見ていきましょう。
位置的にお察しの通りバスルームとトイレです。
ユニットバスのお部屋すっっごい久しぶり。
しかし中は古さを感じさせず綺麗で白い…
アメニティはタイのナチュラルスパブランドPANPURI。初めて見た。
なんだかエキゾチックな香り。高級感があって嬉しいけどおしゃれすぎてこれだけ山の上ホテルっぽくない!(笑)
「お休みなさいませ」って書いてあるの可愛い。
カップかわいいな。
蛇口が少し不思議な形ですが普通に回したら出ます。
ドライヤーはパナソニックの中級ライン。あまり期待していなかったので十分。
古いですが浴室内は明るくて清潔感があり温かいお湯もすぐにでてよかった~!
浸かっても心地よさげな作りですがシャワーだけにしました。
タオルはトイレの上にありました。ちょっと複雑。
緊急のボタンも電話も上すぎて倒れたら絶対届かないだろうな。
お手洗いは最新な感じではないです。いつものホテルでのトイレの癖で便器開くの待ってしまう。
ウォシュレットが古い・・・!これって回したら回してるだけ出るんですか?!
気になったけどどうなるかわからず怖かったので手を触れず。
浴室はこんな感じ。部屋を入って左手にはクローゼットがあります。
ここにスリッパも。ふっかふかでした。
ハンガーがたくさん。枕も入っています。
さて、メインのお部屋に行きましょうか。ここは一段上がっているので要注意。
お邪魔しまーす!
なんか普段のホテルとは違うし高級ホテルなんだけど高級だぜ~~って感じじゃないし良くないですか?!馴染み深さというか安心感がある。
21平米なのであまりお部屋は大きくないはずですが狭さは感じませんね。
入って右手にミニバーがあります。
このこじんまり感は旅館みたい。
お茶のパックにしっかり急須もあります。
下の段には紅茶も。
紅茶がなんだかお味が珍しい。
冷蔵庫もしっかり入っています。見慣れたラインナップが多くいいね。ビールも二種類。
お値段はこんな感じ。まあ高級ホテルにしては多少安い部類ではないでしょうか。
俳句?がかかっています。跡が残っているのは季節によって変えたりしているのでしょうかね。
テレビはそういえばつけなかったな。小さいですが…
くるりと回ってベッドに寝転んでいても見やすい。配線のごちゃつきは見なかったことに。
わたしのお気に入りだったのは窓際のこのデスク。居心地が良かったのは文豪たちの魂と共鳴したからかな…()
机の上には宿泊約款など挟んであるバインダー。レストランの営業時間変更の用紙もあります。
机の中には延長コード!古いホテルなのでベッド脇にコンセントがないのですが助かった~!
そのほか貸し出し品はこんな感じ。
また持ち帰っても良いのかな?こんなホテルの柄が入ったメモパッドも置かれていました。
あとこの鏡台。素敵ですよね…貞子ママが髪梳いてそう(全然素敵じゃない件)
ただここの鏡台、電気がないので暗いんですよね。
もうちょっと明るければ嬉しかったな。
ベッドサイドには無料のお水が置かれています。
メモの3293-2311って何だろうと思ったら電話番号でした。
電話はよくビジネスホテルで見かける形。
この球体ライトかわいいんだけど最初付け方わからなくて焦っていたら、
なんとベッド側につまみがありました。
ベッドでは空調や有線を流したりできます。一番右の”BGM”を押すとなんとオーケストラが!なんか荘厳。すごい(?)
ベッドにはたくさん枕とクッションが置かれていますね。色が柔らかくて可愛い。
浴衣。
お宿の浴衣って感じ。浴衣好きだけどだいたい寝乱れているので朝がお部屋食だと早く着替えなきゃ~ってなっちゃう。
あとお部屋からの景色は明治大学ビューでございます。特に何も面白くはないので障子は閉じたままでした。
あとこのようなご時世なのでハンドジェルを頂きました。嬉しいお気遣い。
小ぶりなホテルの割にレストランはたくさん。
このバー ノンノンにいってみたかったのですがまさかの日曜定休。ショック…。
その他食べたものはまた別のブログで書きますね。
お茶を飲んでブログを書きつつ、のんびりとした夜は更けていくのでした。
畳がいい匂いでなんだかおばあちゃん家みたいなホテルだったな。
お食事もおいしかったしまた文豪気分になったら宿泊したいところ。
ではでは、また次のブログでお会いしましょう。ばいばーい!